1978年全米29位。あまり大きなヒットにはならなかったのですが、その割によく憶えています(いわゆる「記憶に残る」一曲ってヤツ)。この曲は、Todd Rundgren と Bebe Buell (Liv Tyler のママ。詳しくはこちら)との関係が破局を迎えた直後にリリースされたこともあり、彼女との別れについて歌ったものだとの捉え方が一般的なようですが、Todd 自身は、「特定の人物についての歌ではない」と述べてこれを否定しています(男女の関係にピリオドを打つための考え得る最善の方法についての歌だとも述べている)。ただ、前回の場合も同様ですが、恋人と別れた直後にこのような意味ありげな曲を発表したら、誰だって早とちりをしてしまうよな、とは思います(実は、世の中をそのようにミスリードしておいて、後でひっくり返して愉しんでいたりして←穿ちすぎ・・・単なるパブリシティじゃね?)。なお、この曲がフェミニストから槍玉に挙げられたかどうかは、寡聞にして存じません。

 

こちらは、コロンビア盤シングル("Determination" がA面)のジャケ。

 

 

この曲は、Todd Rundgren の曲の中で最もカバーされているとのことで、まずはこちら。

 

 

1979年全米52位。そーいえば、Power Station は、Bebe Buell が当時つきあっていた Duran Duran の John Taylor に、"Get It On" を歌いたいと「おねだり」したのがきっかけとなって結成されたんだった。

 

続いてこちら。

 

 

久しぶりに聴いたけど、こんなにテンポが速かったっけ?

 

最後は、例によって、Daryl Hall の自宅でのセッション。

 

 

沁みるな。