本記事は、2017年10月に投稿した記事の改訂版です。

 

 

1971年全英1位、72年全米10位(唯一のトップ40ヒット)、アイルランドで1位、西ドイツとスイスで3位、ノルウェーで6位。映像は71年に Top of the Pops に出演した時のパフォーマンスで、Elton John が参加しています(と言っても口パクなので実際には演奏していないが。ちなみに、スタジオバージョンでピアノを担当したのは Rick Wakeman)。Marc Bolan は、Chuck Berry の "Little Queenie" をレコーディングしたいという思いからこの曲を書いたそうで、この曲のリフはそこからいただいたと述べています(T. Rex は、この曲をリリースした当時、イギリスでは大人気となっていたが、アメリカでは未だ知名度が低かったため、アメリカでウケる曲でその状況を打開したいとの思いもあったらしい)。なお、アメリカでは、Chase の同名曲との混同を避けるため、"Bang A Gong (Get It On)" というタイトルでリリースされました。

 

 

Power Station のカバーでもおなじみ。

 

 

1985年全米9位、全英22位、全豪8位。Duran Duran の John Taylor 及び Andy Taylor と Chic の Tony Thompson は、この曲を歌いたがっていたモデル(1974年11月の Playmate of the Month)の Bebe Buell(Liv Tyler のママで、当時 John とつきあっていた)のためにそのバックの演奏用としてこの曲のデモテープを作成したそうです。その後、この3人にボーカルを入れてスーパーグループを結成しようという話になり、Robert Palmer に声をかけたところ、彼はそのデモの話を聞いて試しに歌わせてくれと申し入れ、それを契機に遂には Power Station 結成に至ったということです。 

 

Live Aid では、Robert Palmer に代わって Michael Des Barres がリードボーカルを務めました(Palmer は、Power Station の成功に乗じてソロアルバムを制作するためバンドを脱退した)。

 

 

U2と Elton John による Marc Bolan へのトリビュート。

 

 

ついでに Chase の "Get It On" も。

 

 

1971年全米24位。これに対し、日本ではオールジャパンポップ20で2位となる大ヒット(黒い炎!)。

 

そして Chuck Berry の "Little Queenie"

 

 

メチャクチャかっこいい!