1983年全米1位(David Bowie の "Let's Dance" を蹴落として1位となり、Police の "Every Breath You Take" に取って代わられるまで6週間その地位にあった)、全英2位(1位は Rod Stewart の "Baby Jane")。さらに、フランス、オランダ、イタリア、スイス、スペイン、ポルトガル、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドで1位、アイルランドで2位、西ドイツで3位となったほか、日本でもオリコンの総合チャートで1位を獲得(洋楽チャートでは21週連続 No.1 という当時の新記録を樹立し、オールジャパンポップ20でも1位)したワールドワイドな大ヒットで、翌年のアカデミー歌曲賞とグラミー賞の最優秀女性ポップボーカル賞も受賞しました。いうまでもなく、映画『フラッシュダンス』のテーマソングで、映画自体も全世界で1億ドルの興行成績を収めるという大ヒットとなっています。

 

映画『フラッシュダンス』からは続いてこちらも大ヒット。

 

 

1983年全米1位(Eurythmics の "Sweet Dreams (Are Made Of This)" から王座を奪取し、Billy Joel の "Tell Her About It" にその座を譲った)、カナダで1位、スイス、スペイン、オーストラリアで2位、オランダ、西ドイツ、ニュージーランドでトップ10入り(日本ではオールジャパンポップ20で1位)。この曲は、もともとホラー映画(たぶん、1980年に公開された『マニアック』)のテーマソングとして書かれたものですが、映画『フラッシュダンス』のサントラ盤をプロデュースした Phil Ramone が気に入り(Michael Sembello が映画のための曲を依頼されて提供したテープに間違ってこの曲が含まれていたとのこと)、歌詞(特に、「He's a maniac, maniac, that's for sure. He will kill your cat and nail it to the door.」といった「ホラーチック」なもの)を映画に合うように書き直させたそうです。Michael Sembello は、長い間スタジオミュージシャンとして Stevie Wonder をはじめとする多くのアーティストの裏方を務めてきたのですが、この曲で一躍主役としてスポットライトを浴びることとなりました。

 

 

トレイラーも。

 

 

この映画は、私としては珍しく、映画館に観に行きました(もっとも、83年ごろは結構映画館に足を運んでいたんだけど)。内容は・・・ほとんど記憶にありません(笑)。