この曲は John がまだ10代のときに書いたもので、Billy J. Kramer with The Dakotas に提供してシングル "Bad To Me" のB面に収録されたのですが、John はその出来が気に入らず、またB面にされたことにも不満だったようで、Beatles としてセルフカバーしました(彼らが他人に提供した曲をセルフカバーして正式にリリースしたのは、Rolling Stones に提供した "I Wanna Be Your Man" とこれのみ)。当初はアルバム "A Hard Day's Night" に収録することが検討されたものの、"You Can't Do That" と曲調がカブるという理由で却下され、EP "Long Tall Sally" の一曲として日の目を見ました(アメリカでは "The Beatles' Second Album" に収録)。George がリッケンバッカーの12弦ギターを弾いていたり、Ringo がカウベルを叩いていたり、ブリッジのパートでスカのリズムを取り入れたりと、いろいろ話題のある作品です。

 

日本では、"Long Tall Sally" とのカップリングでシングルとしてリリースされました。

 

 

こちらが Billy J. Kramer with The Dakotas のバージョン。

 

 

そんなに悪くないと思うけど...。

 

The Mamas And The Papas によるカバーはグッド(笑)。

 

 

最後は、1990年にイギリスのテレビで放映された John Lennon 追悼特番(彼の生誕50年と没後10年を機に制作された)での Ringo のパフォーマンス。

 

 

サイドを務めるのは、Joe Walsh、Jeff Lynne、Tom Petty、Jim Keltner という豪華なメンツ。