1983年全米8位、日本ではオールジャパンポップ20で1位。しっかし、いつ見てもダセーPVだな(笑)。「ワーストPV」には必ずといっていいほど名前が挙がり、YouTube にはこれをおちょくったパロディビデオがたくさんアップされています。それまで Journey のPVはライヴの模様を編集したもののみで、こういった振付けをしたPVは彼らにとって初めてだったのですが、Steve Perry は「おれたちはパフォーマーで、エンターテナーだけど、役者じゃないんだ。それに、おれたちはフォトジェニックなバンドでもないし」と、このようなPV制作に難色を示したそうです(よくわかってらっしゃる(笑))。撮影中、Steve Perry が当時つきあっていた Sherry Swafford ("Oh Sherry" の「Sherry」) がPVに登場する女性(アルバイトの女子大生)になぜかジェラシーの炎を燃やしてあれこれ口出しをして他のメンバーをうんざりさせた(かなり緊迫する場面もあったとか)そうです。また、撮影が行われたのがフォークランド紛争の直後で、撮影場所である埠頭の近くのドックに同紛争から帰還途上のイギリスの軍艦が入り、イギリス海軍の軍楽隊がそれを出迎える演奏を行うためにPVの撮影が中断したところ、軍艦の乗組員から「We want Journey!」というコールが起こった等、まだまだオモシロエピがたくさんあるんだけど、長くなるので割愛。そうそう、WBC/侍ジャパンのテーマとしてもおなじみですね(←取って付けたとしかいいようのないコメント)。

 

 

1983年全米2位("Thriller" の牙城を崩せなかった)。たまたまリリースされたのが大学入試直前で、これ聴いて気合を入れました。

 

このアルバムを引っ提げて行われた "Frontiers" ツアーは日本からスタート。こちらは武道館ライヴより。

 

 

これ、行きたかったんだけど、大学入試にモロに重なっちゃって行けなかったんだよな(泣)。

 

そして "Frontiers" からのセカンドシングルも。

 

 

1983年全米12位。個人的にかなり好きなナンバーです。ちなみに、アメリカの "Frontiers" ツアーのオープニングアクトを務めた Bryan Adams はこの曲にインスパイアされてツアー中に "Heaven" を書いたそうです。