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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
▼注目経済指標
・英消費者物価指数[前年比]3.4%(予想3.5% 前回4.0%)
・米MBA住宅ローン申請指数-1.6%(前回7.1%)
・FOMC政策金利5.25-5.50%(予想5.25-5.50% 前回5.25-5.50%)
・EIA原油在庫 原油195.2万バレル減 クッシング1.8万バレル減
▼ニュース、要人発言
円が対ユーロで約15年半ぶりの安値を更新、日銀が緩和姿勢維持
20日の外国為替市場では円が対ユーロで続落し、一時前日比0.3%安の164円35銭と、2008年8月以来の安値を付けた、日本銀行が18ー19日の金融決定会合でマイナス金利政策を解除した後も緩和的な金融政策を継続する姿勢を示しており、円売りが加速、利下げに慎重な欧州中央銀行(ECB)との間で高水準の金利差が続くとの見方が円売り・ユーロ買いを促している(ブルームバーグ)
海外勢の米国債保有額、1月は過去最高から減少 日本は保有拡大
米財務省が19日発表した1月の対米証券投資統計によると、海外勢の米国債保有額は8兆0200億ドルと、過去最高だった昨年12月の8兆0600億ドルから減少した、ただ、保有額トップの日本は持ち高を拡大した、また、海外勢の米国債保有は前年比では8.6%増加した(ロイター)
エヌビディアの旗艦AI半導体、年内に出荷見通しと幹部
米半導体大手エヌビディアは19日、最新の人工知能(AI)向け旗艦チップ「ブラックウェルB200」を年内に出荷する見通しを示した、データセンター向け事業について明るい見通しも示した(ロイター)
インドネシア中銀
政策金利を現行の6.00%に据え置く事を決定した
円が対ドルで151円台後半、4カ月ぶり安値-米政策発表控え下げ拡大
20日の外国為替市場で、円がドルに対して4カ月ぶりの安値に下落、連邦公開市場委員会(FOMC)の政策発表を前に、円は下げを拡大している(ブルームバーグ)
アイスランド中銀
政策金利を現行の9.25%に据え置く事を決定した
日銀利上げでも円安、一時151円台後半 迫る介入水準
日銀の利上げを受けても円安が止まらない、20日のアジア市場では一時1ドル=151円台後半と2023年11月以来の円安・ドル高水準を付けた、22年に付けた1990年以来の安値も迫るなか、市場では為替介入への警戒感が急速に増している(日本経済新聞)
日銀追加利上げ「10月」「7月」観測 円安進行が左右
日銀のマイナス金利政策の解除を受けて、市場では日銀が年内にも追加利上げするとの観測が広がる、植田和男総裁は19日の金融政策決定会合後の記者会見で「緩和的な環境が続く」と強調したものの、追加利上げは否定しなかった、利上げしても反転しなかった円安で物価高が再燃すれば、早期の政策変更を迫られる可能性がある(日本経済新聞)
中国若者失業率は15.3%=前月から上昇―2月
中国国家統計局は20日、2月の都市部の16~24歳の失業率が15.3%だったと発表した(時事通信)
ECB総裁、初回利下げ後の追加引き下げは事前には約束できない
欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、見込まれている6月の初回利下げ後の追加引き下げについて事前にコミットすることはできないと述べた(ブルームバーグ)
日本の通貨当局は円安防衛の「火力」得た、YCC廃止-マネックス
マネックス・ヨーロッパは、日本銀行によるイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策の廃止で国債利回りの変動が今後より柔軟になるため、日本の通貨当局は円を防衛する「火力」を得たとみている(ブルームバーグ)
FRB、年内3回利下げ予想堅持 全体的にはタカ派に=金利・経済見通し
米連邦準備理事会(FRB)が20日に発表した金利・経済見通しによると、FRB当局者は依然として今年3回の利下げを見込んでいるが、全体的には前回の見通しを発表した昨年12月時よりもタカ派的な見方が強まっている、FRB当局者19人のうち9人が今年3回、9人が2回以下の利下げを予想。予想中央値よりも大幅な利下げを想定したのは1人のみで、12月時の5人から減少した(ロイター)
FRB、バランスシートの縮小ペース鈍化に近づく=パウエル議長
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は20日、FRBがバランスシートの縮小ペースを鈍化させる日が急速に近づいていると述べた、連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で「かなり早い時期に(バランスシートの)縮小ペースを鈍化させることが適切になる」と指摘、ただ、その具体的な時期については明言せず、当局者が現在この問題について議論していると述べるにとどめた(ロイター)
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
FOMCでは当局による利下げペースが注目されましたが、24年末FF金利中央値予想は昨年12月会合から変わらずの4.625%。
ドットチャートを確認すると19人中9人が年内2回以下の利下げを予想するなどややタカ派な内容と思われましたが、その後のパウエル会見を経て市場はハト派の反応となりました。
前日の日銀会合を受け上昇が続いていたドル円でしたが、151円81銭をピークとして上昇は一服しています。
▼株式
ダウ:39,512.13ドル(+401.37)
ナス:16,369.41(+202.62)
FOMCを経て過度な引き締め期待が後退、株価を下支えしました。
▼債券
米10年債利回り:4.283%(-0.010)
実質金利:1.948%(-0.043)
期待インフレ率:2.335%(+0.036)
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
右軸:期待インフレ率(上下逆注意)
利下げ期待が高まったものの「より長く、より高い」政策金利が意識され、逆イ-ルドは縮小しています。
▼原油
NY原油5月物は、1.46ドル安の81.27ドルにて終了。
利益確定売りが優勢となり、一時81ドルを割り込む場面も見られました。
▼金
NY金6月物は、1.20ドル高の2,182.40ドルにて終了。
今朝の国内金は、209円高の10,623円で終了しています。
主要限月が6月へ移行、ハト派的なFOMC会合を受け時間外では最高値を更新しています。
SPDR:838.50トン(+1.15トン)
▼白金
NY白金4月物は、1.70ドル安の899.40ドルにて終了。
今朝の国内白金は、23円安の4,349円で終了しています。
NY白金は900ドルを割り込んで引けましたが、ハト派なパウエル会見を経て反発しています。
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