応援よろしくお願いいたします。
お問い合わせ(平日08:00~17:00)
大起証券㈱ Tel:06-6300-5757(代表)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
FOMCとは
米国連邦市場委員会(Federal Open Market Committee:FOMC)の略。FRB(Federal Reserve Board:連邦準備制度理事会)理事と連邦準備銀行総裁(地区連銀総裁)が参加する米国の「金融政策の基本方針を決定する会合」。FOMCの構成メンバーは12名だが、そのうちの7名はFRBの理事で残り5名はアメリカに12地区ある連邦銀行の総裁。連邦銀行総裁のうち1名はニューヨーク連邦銀行総裁が務めることになっており、残りの4名は他の連邦銀行総裁が持ち回りする。
米国時間3月19日より二日間の日程で、FOMCが開催されます。
会合後の声明は日本時間3月21日早朝3時に公表され、その後3時半からパウエルFRB議長による会見が行われます。
前回会合の概要と、今回のポイントをまとめます。
<前回会合>
2024.01.31
政策金利のピークを認めつつ、パウエル議長は早期の利下げ期待をけん制しました。
「より長く、より高い」政策スタンスが期待され、市場はタカ派の反応となりました。
<今会合のポイント>
こちらは前々回12月会合でのFF金利予想中央値、経済見通しです。
2023年12月会合時点で、当局は年3回利下げを想定していました。
FedWatchによると、12月時点での利下げ期待はこのようになっています。
2024年末FF金利予想
3回目の利下げが、かなり微妙になっています。
昨年末にかけて米当局はインフレを克服したのではとの期待が高まりましたが、今年に入ってから相次ぐ物価上ブレ指標を受け、利下げ期待は後退しています。
投票権を有するメンバーの発言を一部拾いましたが、現時点でのインフレ率ではさすがに利下げには踏み込めないようです。
仮に7月より利下げが始まったとして、年内FOMC会合は以降4回です。
4回中3回利下げするのか、もしくは2回なのか、注目されます。
お問い合わせ(平日08:00~17:00)
大起証券㈱ Tel:06-6300-5757(代表)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
「浪風谷本」メール会員募集のお知らせ
メール会員にご登録いただきますと、1カ月間最新の相場情報を無料でお届けいたします。
まずはお役に立てるかどうか、お試しください。
よろしくお願いいたします。