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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
先月19日から、価格と取組のパターンが変化しています。
左軸:NY白金(ドル) 右軸:NY白金総取組
9月後半の下げは「ファンドによる買い玉減少」との見通しでしたが、CFTCを確認すると取組の減少の大部分は「スプレッド玉」でした。
主要限月が2023年10月限から2024年1月限へ乗り換えられたことにより、それまで入っていた「限月間乗り換え玉」であるスプレッド玉が落ちました。
9月後半の下げ過程で、買い玉も減りました。
9月20日から26日にかけて、大口投機玉は1,853枚買い玉を減らしました。
翌27日より取組は再び増加、価格も下げ一服となっています。
ファンドによる買いが入った可能性が高く、相場が立ち上がることが期待されます。
そして今朝確認された10月2日のNY白金取組は78,941枚。
前の日から比べ、4,156枚も増えています。
7.2ドル下落した日の取組ですが、取組は順調に増え始めました。
そろそろ買いのタイミングではないかと期待されます。
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