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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
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注目経済指標
・トルコ消費者物価指数[前年比]43.68%(予想44.10% 前回50.51%)
・ユーロ圏失業率6.5%(予想6.6% 前回6.6%)
・米MBA住宅ローン申請指数-1.2%(前回3.7%)
・米ADP雇用統計29.6万人(予想14.8万人 前回14.2万人)
・米ISM非製造業景況指数51.9(予想51.8 前回51.2)
・FOMC政策金利5.00-5.25%(予想5.00-5.25% 前回4.75-5.00%)
・EIA原油在庫 原油128.1万バレル減 クッシング54.1万バレル増
ニュース、要人発言
田中貴金属工業
3日発表した金の店頭販売価格は1グラム当たり前日比105円高の9,785円となり、国内の金小売価格の指標として3日連続で過去最高を更新した(共同通信)
マレーシア中銀
政策金利を現行の2.75%から3.00%に引き上げた
中国の大型連休、記録的人出
中国で3日、労働節に伴う5日間の大型連休が最終日を迎えた、「ゼロコロナ」政策終了後で初の労働節となり、各地は記録的人出となった(共同通信)
NATOが東京に拠点 2024年、サイバーなど協力強化
北大西洋条約機構(NATO)はサイバー防衛などの分野で日本と協力関係を深める、宇宙分野も含む安全保障の新たな協力計画をつくり、2024年中に東京に連絡事務所を開設する
原油相場が下げ拡大、WTIはバレル70ドル割れ、需要懸念が加速
3日の取引で原油先物が下落、3月以来初めてWTIは70ドルを割り込んだ、米国のリセッション懸念が原油需要の見通しに重しとなり、投資家はリスクが高めの資産を手放した
ドイツ商工会議所(DIHK)
2023年ドイツ輸出の実質成長率予測を1%に引き下げ(従来予測2.5%)、在外ドイツ企業の調査に基づいて予測を下方修正した
チェコ中銀
政策金利を現行の7.00%に据え置く事を決定した
米財務省
「8月の四半期入札時にも規模拡大が必要になる可能性」
「国債買い戻しプログラムを2024年に開始すると予想」
ロシア大統領府、ドローン攻撃受けたと主張-プーチン氏は無事
ロシア大統領府は2日夜にドローン(無人機)2機による攻撃を受けたと、3日に発表した、ドローンは撃墜したとしている(ブルームバーグ)
FOMC
政策金利の目標水準を0.25%引き上げた
FOMC声明
「ここ数ヶ月の雇用の増加は堅調」
「インフレ率が上昇しており、インフレリスクに非常に注意を払う」
「ラグを考慮して、累積的な引き締めを行う」
「米国の銀行システムは健全で回復力がある」
「今後に必要となる追加引き締めの程度は経済次第」
「第1四半期の経済活動は緩やかなペースで拡大」
「より厳しい信用条件が活動を圧迫する可能性が高い」
「引き続き同じペースでMBS保有を削減」
パウエルFRB議長
「銀行部門の状況は改善、健全で強固」
「政策金利は十分景気抑制的な水準」
「今後の政策はデータに依存」
「インフレを目標の2%に戻すことに強くコミット」
「労働市場は引き続き極めてタイト」
「労働需給は均衡を取り戻す兆候」
「インフレはわれわれの長期目標を大きく上回る」
「インフレ率は低下基調も、インフレ圧力は引き続き高い」
「将来を見据えて、データに依存した政策アプローチを取る」
「消費支出の持ち直しにもかかわらず、第1四半期の経済成長のペースは緩やか」
「銀行の状況、3月初旬より広い範囲で改善」
「会合ごとに政策決定」
「インフレを抑えるプロセスには長い道のりが必要」
「全体的な労働需要は労働者の供給を大幅に上回る」
「長期的なインフレ予想はしっかりと固定されているように見える」
「経済は信用の引き締めによる逆風に直面する可能性が高い」
「家計や企業への与信条件は厳格化している」
「インフレ鈍化にはトレンドを下回る成長と労働市場幾らか鈍化必要」
「利上げ停止をきょう決めたわけではない」
「経済指標などを踏まえて6月会合で政策決定」
「自身の予測は緩やかな成長でリセッションではない」
「債務上限問題の対処なければ非常に不透明感が高まり海図ない状況に」
「金融政策、金融安定ツールはうまく機能している」
「地方銀行は非常に重要な目的を果たしています」
「中小銀行の存在はポジティブなこと」
「大手銀行に大規模な買収を行わせたくない」
「JPモルガンのファーストリパブリック買収は良い結果」
「信用の引き締めがさらなる不確実性を加える」
「与信条件の厳格化が与える影響は不透明」
「中堅銀行は融資条件を厳格化している」
「金利が十分に抑制的かどうか評価を継続」
「やりすぎのリスクとバランスを取る必要がある」
「十分抑制的な水準は遠くなく、すでに到達している可能性も」
「労働市場はいくらか軟化しているが、依然として強すぎる」
「賃金の伸びはインフレ目標水準の2%を上回っている」
「今はインフレを抑えることに集中する必要がある」
「不況を回避できる可能性」
「失業率を大幅に増加させずに労働力市場を冷やすことができる」
「穏やかな景気後退になる可能性がある」
「賃金上昇は3%に近づける必要がある」
「賃金上昇はインフレの主要要因ではない」
「FEDは今後、信用引き締めに焦点を当てる」
「インフレ低下には時間がかかり、利下げは適切ではない」
「FOMCのインフレ見通しは利下げを支持しない」
「利上げ局面の終わりは近づいている」
「銀行監督に関連するいくつかの過ちを犯した」
「規制と監督を強化する必要がある」
「新しい種類の銀行運営リスクを監督実務に反映する必要」
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
注目のFOMCでは、事前予想通り25bp利上げが決定されました。
議長会見でパウエル議長は、早期の利下げ期待を否定。
ダウは終盤下げ幅を広げるなど、リスク回避的な動きが広がっています。
ドル円は現在134円台中盤での推移、ユーロ円は149円を割り込む動きです。
株式
ダウ:33,414.24ドル(-270.29)
ナス:12,025.33(-55.18)
パウエル議長は「FOMCのインフレ見通しは利下げを支持しない」と発言、早期の利上げ期待を否定しており、ダウは終盤下げ幅を拡大しました。
「ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。
※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
債券
米10年債利回り:3.364%(-0.060)
実質金利:1.173%(-0.063)
右軸:期待インフレ率
今朝の期待インフレ率は2.191、前日より0.005低下しています。
(過去5営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
実質金利は1.173%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。
原油
NY原油6月物は、3.06ドル安の68.60ドルにて終了。
大幅続落、3月末以来の70ドル割れで引けています。
貴金属
金
<金市況>
昨晩のNY金6月物は、13.70ドル高の2,037.00ドルにて終了。
今朝の国内金は、66円高の8,831円で終了しています。
引き締め継続に伴うリスク回避の流れから、時間外では2,050ドルに迫る動きです。
SPDR:928.30トン(変わらず)
浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」
<会員様>
…
白金
<白金市況>
昨晩のNY白金7月物は、16.50ドル安の1,061.80ドルにて終了。
今朝の国内白金は、58円安の4,523円で終了しています。
「幻の安値」4,528円をようやく割り込み始めました。
浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」
<会員様>
…
6月会合での利下げ確率は「0%」になりました。
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