【ECB】コアCPIは低下、引き締めスケジュールが注目される | 浪風谷本

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ECB理事会とは

欧州中央銀行(ECB)最高の意思決定機関。ユーロ圏の統一的な金融政策を決定する。6週間毎に開催され、役員会メンバー6名(総裁、副総裁、理事4名)とユーロ圏の中銀総裁19名の計25名で構成される。

 

4日にドイツ・フランクフルトにて、ユーロ通貨圏の金融政策を話し合う「ECB理事会」が開催されます。

協議後に政策金利が公表され、その後ラガルドECB総裁による会見が行われます。

前回会合の概要と、今回のポイントをまとめます。

 

▼前回会合

 

2023/3/16会合

 

前回会合の三日後にクレディ・スイスは破綻、一部では政策金利据え置きの予想もありましたが、ラガルド総裁はコンセンサスはインフレ退治と明言しました。

ECBは50bp利上げを敢行。

FRBよりもタカ派姿勢を鮮明にし、ユーロドル相場を支えています。

 

▼今会合のポイント

 

ユーロ圏コアインフレ率、4月に低下-ECBの利上げ減速を支持

ユーロ圏の基調的なインフレ率が先月、10カ月ぶりに低下した。欧州中央銀行(ECB)が4日の政策委員会会合で利上げを減速する論拠を後押しする格好となった。

燃料や食品など変動の激しい項目を除いた4月のコアインフレ率は5.6%と、過去最高を記録した3月の5.7%から低下。4月のコアインフレ率はブルームバーグが調査したエコノミスト予想の中央値に一致した。(5月2日付ブルームバーグ)

 

ここまでユーロ相場をけん引した要因は、政策金利を3%から3.75%にまで引き上げ、9月会合から利上げ停止するというコンセンサスでした。

一昨日公表されたユーロ圏消費者物価指数は前年比+7.0%でしたが、コアは+5.6%と前回5.7%から低下したことが確認されました。

声明でタカ派、総裁会見でハト派となるパターンが多いため、ラガルド会見での引き締め見通しに対する見解が注目されます。

 

 

騰勢を極めているユーロドルですが。1.11を巡る抵抗とストップロスが注目でしょう。

いつものように、声明とラガルド会見の「温度差」が警戒されます。

 

右軸:ユーロドル

 

NY金は、ほぼユーロドルに連動しています。

 

ECB理事会による声明は日本時間4日21時15分、ラガルド総裁会見は21時45分です。

 

 

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