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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
▼FF金利はリーマン時の水準へ
先週末米国雇用統計を受け、市場は再び25bp利上げを織り込み始めました。
CMEのFedWatchによると、5月会合での利上げ確率は70%です。
予定通りFF金利が引き上げられると、5.00-5.25%となります。
ついに、リーマンショック時の5.25%の領域に入ります。
▼南アランド
昨年3月会合に初めてゼロ金利を解除して以来、これまで9会合連続で利上げを敢行。
ついに次回会合で、5%の大台に乗ります。
一時は金融システムに対する不安から利上げ停止ならびに利下げ期待が台頭しましたが、先週末の雇用統計を機に利上げ期待が高まっています。
このことにより注目されるのが、新興国通貨の行方です。
白金プレーヤーにとっての注目通貨は「南アランド」ですが、現在このような動きです。
年初から一貫してドル高ランド安が進行、パウエル議会証言二日目となった3月8日には一時「18.7208」まで上昇しています。
その後の欧米金融機関に対する不安からランドは対ドルで買い戻されましたが、4月に入るとドルは再び買われはじめました。
そしてイースター明けとなった昨晩のNY市場で、ドル/ランドは一時18.5018まで上昇。
「18.7208」が、射程圏内に入ってまいりました。
今年の白金とドル/ランドの相関は、次のようになっています。
右軸:ドル/ランド(上下逆注意)
これを見ると、年初のドル高ランド安時に、白金も1,100ドルから900ドル近くへ下落。
今回も急激なドル高ランド安に対し、遅ればせながら白金も下押しの動きとなっています。
日本時間明日21時半には消費者物価指数、明後日午前3時には3月FOMC議事録が公開されます。
これらのイベント通過により、ドル/ランドの年初来更新が警戒されます。
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