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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
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注目経済指標
・米卸売在庫[前月比]0.1%(予想0.2% 前回0.2%)
ニュース、要人発言
経常収支、2月は2.2兆円の黒字 貿易赤字は続く
財務省が10日発表した2月の国際収支統計（速報）によると、貿易や投資などの海外との取引状況を表す経常収支は2兆1972億円の黒字だった、黒字は2022年12月以来2カ月ぶり、貿易収支は6041億円の赤字だった(日本経済新聞)
植田日銀総裁、11日から16日まで米国に出張 G20などに出席へ
日銀によると、植田和男総裁が11日から16日まで米国に出張する、ワシントンDCで主要20カ国財務相・中央銀行総裁会議やIMFCに出席する(ロイター)
植田日銀新総裁
「首相と共同声明を直ちに見直す必要はないとの点で一致」
「物価の安定と金融システムの安定に力を尽くす」
「物価の安定という目標の総仕上げに向け尽力する」
「経済、物価、金融情勢を踏まえると現行のYCC継続が適当」
氷見野日銀新副総裁
「賃金上昇伴う物価目標の実現めざす」
内田日銀新副総裁
「任期中に物価安定目標達成したい」
IMF専務理事
「高インフレにより、中銀は金利を高めに維持する必要」
「金融不安により、中銀は流動性を大量に供給する必要」
ウィリアムズ・NY連銀総裁
「市場の金利見通しを懸念していない」
「破綻銀行の問題の背景に利上げがあるとは思っていない」
「中立金利は依然として低い」
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
先週末の米国雇用統計や植田日銀始動を受け、ドル円は133円台中盤へと上昇。
米2年債利回りが再び4%台に乗り、CME FedWatchによる次回会合での利上げ確率も70%となるなど、ドルが買われる動きとなっています。
明日は注目の米国消費者物価指数、そしてFOMC議事録公開が予定されています。
株式
ダウ：33,586.52ドル(+101.23)
ナス：12,084.36(-3.60)
米債利回り上昇が上値を抑えましたが、ダウは売り一巡後買い戻されました。
「ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。
※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
債券
米10年債利回り：3.415%(+0.024)
実質金利：1.140%(+0.012)
右軸：期待インフレ率
今朝の期待インフレ率は2.275、前日より0.012上昇しています。
(過去5営業日)
右軸：実質金利(上下逆注意)
実質金利は1.140%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。
原油
NY原油5月物は、0.96ドル安の79.74ドルにて終了。
全般ドル高が上値を抑え、80ドルを割り込んで引けました。
貴金属
金
＜前日内部要因＞
4月10日金相場表
昨日の金は、36円安の8,476円にて終了。
わずかながらも取組は増加、順ザヤもキープされました。
＜金市況＞
昨晩のNY金6月物は、22.60ドル安の2,003.80ドルにて終了。
今朝の国内金は、48円高の8,524円で終了しています。
5月会合での利上げ期待台頭から、NY金は大きく下落して引けました。
SPDR:933.22トン(+2.31トン)
浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」
＜会員様＞
…
白金
＜前日内部要因＞
4月10日白金相場表
昨日の白金は、28円高の4,222円にて終了。
取組がさらに減少、相場が軽くなっています。
＜白金市況＞
昨晩のNY白金7月物は、13.90ドル安の1,002.90ドルにて終了。
今朝の国内白金は、3円安の4,219円で終了しています。
パラジウムも54ドル安と大きく下落、ドル高が上値を抑えました。
浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」
＜会員様＞
…
昨日夕方の植田発言は政策見直しの可能性に言及、会見ではマイナス金利とYCCは継続適当と発言。
ドル円は上下振幅が見られました。
今日から阪神は、東京ドームで巨人戦です。
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谷本 憲彦
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