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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
注目経済指標
・中国消費者物価指数[前年比]0.7%(予想1.0% 前回1.0%)
・中国生産者物価指数[前年比]-2.5%(予想-2.5% 前回-1.4%)
・ユーロ圏小売売上高[前年比]-3.0%(予想-3.5% 前回-1.8%)
ニュース、要人発言
韓国中銀
政策金利を現行の3.50%に据え置くことを決定した
鈴木財務相
「政府、日銀とも共同声明を見直す考えない認識と理解」
金小売価格、6日ぶり最高更新 1グラム9,456円、円安影響
地金大手の田中貴金属工業は11日、金の店頭販売価格を1グラム当たり前日比25円高の9,456円に設定した、6日ぶりに過去最高を更新した(共同通信)
中国CPI、3月は21年9月以来の低い伸び PPIは2.5%下落
中国国家統計局が11日発表した3月の消費者物価指数は前年比0.7%上昇した、伸び率は前月の1.0%から鈍化し、2021年9月以来の低水準となった(ロイター)
バフェット氏、商社保有7.4%に 「金融不安は買い好機」
ウォーレン・バフェット氏は11日、日本経済新聞の単独インタビューに応じ、日本企業について「考えている会社は常に数社ある」と追加投資を示唆した(日本経済新聞)
中国人民銀行
「一部の商業銀行が4月に預金金利を引き下げ」
くりっく365
10日時点のユーロ買い円売りポジションは1万7589枚と、2021年6月以来の低水準、ユーロ円の売り越しは5カ月ぶりの大きさ(ブルームバーグ)
IMF、世界成長率見通しを下方修正-金融リスクが追加の圧力に
国際通貨基金は世界成長率見通しを下方修正、金融セクターのストレスが、金融引き締めとロシアのウクライナ侵略からの圧力に加わったとし、高い不確実性とリスクについて警告した(ブルームバーグ)
ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁
「FOMC予測中央値のあと1回利上げは理にかなう」
「インフレが低下してきたら米金融当局は利下げの必要」
「銀行システムはしっかりと安定している」
イエレン米財務長官
「米経済は引き続き、良好なパフォーマンスを上げている」
グールズビー・シカゴ連銀総裁
「米当局は、過度に積極的な利上げは慎重であるべき」
「金融政策には慎重さと忍耐が必要」
「インフレ指標は引き続き、大変強い」
「雇用市場は予想以上に好調」
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
今晩予定されている米消費者物価指数やFOMC議事録公開を前に、やや様子見ムード。
株価は堅調に推移、全体的にはリスク選好ムードのなか円売りドル売りが進んでいます。
ユーロ円は146円近くにまで上昇、4カ月ぶり高値です。
株式
ダウ:33,684.79ドル(+98.27)
ナス:12,031.88(-52.48)
イベントを前に米債利回りは上昇、ダウ高ナス安が続きました。
「ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。
※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
債券
米10年債利回り:3.430%(+0.013)
実質金利:1.137%(-0.003)
右軸:期待インフレ率
今朝の期待インフレ率は2.293、前日より0.018上昇しています。
(過去5営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
実質金利は1.137%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。
原油
NY原油5月物は、1.79ドル高の81.53ドルにて終了。
協調減産報道以降、80ドル台前半での横ばいが続いています。
貴金属
金
<前日内部要因>
4月11日金相場表
昨日の金は、77円高の8,553円にて終了。
終値ベースでの高値更新、12月限に踏みが出たようです。
<金市況>
昨晩のNY金6月物は、15.20ドル高の2,019.00ドルにて終了。
今朝の国内金は、37円高の8,590円で終了しています。
リスク選好ムードのなか国内外ともに堅調推移、先限は史上初めて8,600円を越えました。
SPDR:932.93トン(-0.29トン)
浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」
<会員様>
…
白金
<前日内部要因>
4月11日白金相場表
昨日の白金は、4円高の4,226円にて終了。
ようやく先限取組枚数が12月限に追いつきそうです。
<白金市況>
昨晩のNY白金7月物は、2.20ドル高の1,005.10ドルにて終了。
今朝の国内白金は、2円安の4,224円で終了しています。
リスクオンムードのなか反発、パラジウムも36ドル反発しています。
浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」
<会員様>
…
日本経済新聞が、「バフェット氏、日本株について追加投資検討」と報じています。
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