パウ「必要であれば利上げペース加速の用意」 | 浪風谷本

浪風谷本

次の10年へ

応援よろしくお願いいたします。

下矢印下矢印下矢印

にほんブログ村 先物取引ブログ 商品先物へ

 

お問い合わせ(平日08:00~17:00)
大起証券㈱ 
Tel:06-6300-5757(代表
)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・豪中銀政策金利3.60%(予想3.60%  前回3.35%)
・中国貿易収支1,168.8億ドル(予想825.0億ドル  前回1,095.4億ドル)
・独製造業受注[前月比]1.0%(予想-0.7%  前回3.4%)
 

ニュース、要人発言

日銀正副総裁人事
衆院議院運営委理事会、日銀正副総裁の同意人事案を9日13時から本会議で採決へ
秦中国外相
「デカップリングなど一方的な制裁に反対」
「米国による気球問題への対応が危機を招いた」
「米利上げが一部の国の債務問題を悪化させている」
オーストラリア中銀
「政策金利を0.25%引き上げ3.60%にする事を決定した」
「月間CPIはインフレが既にピークに達したことを示唆」
中国外貨準備
2月末は3.133兆ドル、前月比513億ドル減
ECB月次調査要旨
1月の調査で向こう1年間の期待インフレ率は4.9%、昨年12月の5%から低下、経済成長期待はマイナス1.5%からマイナス1.2%に上昇
李韓国中銀総裁
米国との金利差は為替レートに影響を及ぼしている数ある要因のひとつだと指摘、最近のウォン安は先月の韓国の金利据え置きではなくドル高が原因だと述べた
マン英中銀委員
「(より高い金利を主張してきたことについて)私は正しかった」
「金融政策の主要な手段は政策金利である」
ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁
ギリシャ国債の格付けが近く投資適格級に引き上げられるとの見通しを示した(英FT紙)
独国防省
ウクライナへの供与を決めた主力戦車「レオパルト2」について、現時点ではウクライナ兵の訓練を行っており、その後の具体的なプランの詳細は定まっていないと明らかにした
パウエルFRB議長
「利上げの到達水準は想定より高くなる可能性が高い」
「必要であれば利上げペース加速の用意」
「われわれは需給不均衡という異例の状況を認識している」
「需要と供給の調整を改善するためにやるべき仕事がある」
「われわれはインフレを低下させる手段を持っている」
「われわれの手段は需要を鈍化させるもの」
「時間の経過とともに2%のインフレを達成可能」
「コアインフレに注目しているが、望んでいるよりも減速していない」
「議会は債務上限を上げる必要がある」
「債務上限の引き上げに失敗すると、長期的な損害が発生する可能性」
「労働市場は極めてタイト」
「われわれの物価安定の責務から程遠いところにある」
「経済は最大雇用のほとんどの見積もりを超えた」
「財政政策は現在インフレの背後にある大きな要因ではない」
「データは過剰引き締めを示唆していない」
「3月の会議の前に確認すべき重要なデータがある」
「次のドットプロット、ピーク金利が12月から大幅上昇も」
「次回FOMC参加者経済予想で、金利ピークを高くすることを指標は示唆」
「インフレ率が非常に高く、この国の働く人々をひどく傷つけている」
「インフレ制御で、失業率大幅上昇は必要ではない」
「準備通貨として米ドルに取って代わる明確な候補はない」
「民主主義的な体制、物価制御など背景にドルは世界の準備通貨」
「ドルの水準は財務省の問題」
「インフレ制御には、労働市場がいくらか軟化することが必要」
「現在の中立金利水準、推計は難しい」
「失業率は大幅には上昇しないが、労働市場は鈍化」
「金融政策の遅れに注意」
「労働市場の状況はリセッションから程遠い」
「失業率の大幅な悪化は望んでいない」
「過去の例ほど失業増もたらさずインフレ率2%に低下させる道ある」
「2%のインフレ目標を堅持することが重要」
「連邦債務の現在のレベルは持続可能だが、連邦債務の行方は持続不可能 」
「住居費インフレは非常に重要な項目」
「住居費インフレは今後6-12カ月で低下へ」
「ここから3月FOMCまでに出る経済データが非常に重要」
「FOMC前に2、3の重要な指標公表、これらを踏まえて政策決定」
ジョーダン・スイスイ中銀総裁
「SNBは中期的に価格安定に到達するために行動しなければならない」
「SNBの金融政策はまだ緩和的」
「さらに引き締める必要があることを除外することはできない」

 

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

注目のパウエル議長による議会証言を受け、市場ではドル買いが加速。
ドル円は137円台乗せ、ユーロドルは1.05台へ下落。
利上げペースの加速に言及、ターミナルレート引き上げも改めて想定され始めました。
 

株式

ダウ:32,856.46ドル(-574.98)

ナス:11,530.33(-145.41)

 

 

想定よりもタカ派な内容となったパウエル発言を受け、ダウは大幅安です。

ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。

 

※ヒンデンブルグ・オーメンとは

1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル

 

債券

米10年債利回り:3.964%(+0.006)

実質金利:1.576%(+0.097)

 

右軸:期待インフレ率

 

今朝の期待インフレ率は2.388、前日より0.098低下しています。

 

(過去5営業日)

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

実質金利は1.576%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。

 

原油

NY原油4月物は、2.88ドル安の77.58ドルにて終了。

 

 

ドル高が上値を抑えました。

 

貴金属

<前日内部要因>

3月7日金相場表

 

昨日の金は、15円安の8,055円にて終了。

取組はやや増加、イベントを前に先限に買い玉が入ったと思われます。

 

<金市況>

昨晩のNY金4月物は、34.60ドル安の1,820.00ドルにて終了。

今朝の国内金は、74円安の7,971円で終了しています。

 

 

ドル高により大幅下落、今月の戻りが消えました。

 

SPDR:906.62トン(-5.50トン)

 

浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<前日内部要因>

3月7日白金相場表

 

昨日の白金は、13円安の4,7167円にて終了。

5営業日ぶりに、金総取組を下回りました。

 

<白金市況>

昨晩のNY白金4月物は、42.30ドル安の936.30ドルにて終了。

今朝の国内白金は、86円安の4,081円で終了しています。

 

 

パラジウムは54ドル安、2019年6月以来の安値です。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

<会員様>

 

 

パウエルさんからすれば、「民主党が言うか?」でしょう。

 

今晩はADP雇用統計、週末雇用統計の前哨戦として注目されます。

 

本日もよろしくお願いいたします。

 

にほんブログ村 先物取引ブログ 商品先物へ

 

お問い合わせ(平日08:00~17:00)
大起証券㈱ 
Tel:06-6300-5757(代表)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

「浪風谷本」メール会員募集のお知らせ

「浪風谷本」では、メール会員を募集しています。

その日の市況や相場見通しを「会員メール」として1カ月間、無料でお送りいたします。

メールの受信は、PCでもスマートフォンでもけっこうです。

期間内は相場相談も受け付けておりますので、お気軽にどうぞ。

 

手紙メール会員お申し込みはこちら(Gmail)手紙

手紙こちらはヤフーメール、「メールアドレス」「お名前」「ご連絡先」をご明記のうえどうぞ手紙

 

※携帯、スマホへショートメールをお送りいたしますので、ご返信いただくことにより本登録とさせていただきます。

 

メール会員にご登録いただきますと、1カ月間最新の相場情報を無料でお届けいたします。

まずはお役に立てるかどうか、お試しください。

よろしくお願いいたします。