クレディ・スイス・ショック再びか | 浪風谷本

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谷本 憲彦
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恒大集団問題の盛り上がりとともに、当時は欧州金融機関に対する懸念も高まっていました。

そのなかでも特にクレディ・スイスの動向についてはなぜかNY白金とのシンクロも見られたことから、株価推移などをお伝えしてまいりました。

そのクレディ・スイスについて、先週末に動きが見られました。

 

クレディ・スイス、大株主が全株式売却 戦略に疑問=FT

スイスの金融大手クレディ・スイスの長年の大株主だった米運用会社ハリス・アソシエイツが、全保有株を売却したと5日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。持続的な損失や顧客流出を食い止めるための同行の戦略に対する忍耐を失ったと伝えている。

同社は昨年8月にクレディ・スイス株を約10%保有していることを明らかにしたが、保有比率は今年1月には5%に低下した。

デビッド・ヘロー副会長がFTに語ったところによると、ハリス・アソシエイツはクレディ・スイスが40億スイスフランの増資を実施した昨年10月に株式保有を縮小し始めた。

ヘロー氏は同行の将来に疑問を呈し、ウェルスマネジメント事業から大量の資金が流出していると指摘。「われわれには投資先の選択肢が他に多くある。金利上昇は多くの欧州金融機関が反対方向に向かっていることを意味する。他行が資本を生み出しているときに資本を燃やしている銀行になぜ投資するのか」と述べた。

クレディ・スイスは2022年第4・四半期に1100億フラン以上の資金が流出した。

ヘロー氏はロイターに対し、ハリス・アソシエイツが過去数カ月間に市場でクレディ・スイスの保有株を売却したと確認した。その他の詳細については報道を見てほしいとした。

クレディ・スイスはロイターに対し、計画を前倒ししており、明確な戦略目標を持っていると説明した。(3月5日ロイター)

 

 

3月2日の取引で、同社株価は2.70ドルにまで下落。

「ドッドコムバブル崩壊時」以降の安値を更新しています。

 

欧州金融機関の動向が注目されます。

 

 

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