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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
▼外為市場でのドル買い戻し
先週木曜日のMPC、ECBを経て、欧州通貨が崩れ始めました。
代表格である「ユーロドル」を確認すると、ECB当日に高値1.1034を記録。
昨年4月以来の1.10越えとなりました。
ここまでユーロが上昇した背景としては、特に「暖冬」によるエネルギー価格の低下、それに伴うユーロ圏経済の回復見込みなどが挙げられます。
さらにFRBによる引き締め鈍化期待から、欧米金融政策の温度差がユーロドル上昇を後押ししたとも言えるでしょう。
ところが2月2日を境に欧州通貨は上昇一服、1月10日以来の水準にまで下落しています。
欧州経済が再び引き締めを警戒、さらにFRBによる「引き締め直し」があらためて意識された結果です。
▼短期債利回り急騰
FRBによる資金供給「引き締め直し」見通しから、昨夜の米債利回りはさらに上昇。
特に短期債の利回りが上昇しており、あらためて政策金利の引き締めが意識されています。
特に3カ月物利回りは、4.7%台半ばにまで急上昇。
おそらく「2007年夏」以来の水準、ご存知の通りこの直後に「リーマンショック」です。
2007年前半に3カ月物利回りは、ピーク5.1%を記録後に「利下げ」を行いました。
現在市場は、FF金利5.00-5.25%を織り込みつつあります。
こちらは今朝のFedWatchツール、5月会合での「5.25-5.50%」が8%となってきました。
少なくとも、5月会合での25bp以上の利上げ確率は、8割を越えてきました。
リーマンショック時の政策金利となります。
利上げ停止観測から一転、再利上げとなっており、こうなると弱い国が耐えられなくなります。
今後は特に新興国市場の動向が警戒されます。
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