パウ「利上げ停止を考えるのはあまりにも時期尚早」 | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

<お知らせ>

11月6日より、米国、カナダは標準時間へ移行します。

それに伴い時間外取引も1時間ずれることから、朝の更新時間も遅くなります。

ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・独製造業PMI(予想45.7  前回45.7)
・ユーロ圏製造業PMI(予想46.6  前回46.6)
・米MBA住宅ローン申請指数-0.5%(前回-1.7%)
・米ADP雇用統計23.9万人(予想18.5万人  前回19.2万人)
・FOMC政策金利3.75-4.00%(予想3.75-4.00%  前回3.00-3.25%)
・EIA原油在庫 原油311.5万バレル減 クッシング126.7万バレル増
 

ニュース、要人発言

黒田日銀総裁
「辞任するつもりはないとの考えに、変わりはない」
「量的・質的緩和導入以来、デフレ状況でなくなった」
「現在の政策金利目標でイールドカーブ低位安定が最も適当」
「物価目標達成ならYCC柔軟化も選択肢」
「為替は財務省の所管」
「私の立場では為替相場に影響を与える意図はない」
「最近の円安は急速かつ一方的で望ましくない」
鈴木財務相
「過度な為替変動に対しては適切に対応」
ボルソナロ・ブラジル大統領
10月30日に行われた大統領選について「憲法に従う」と述べた
易中国人民銀行総裁
「中国の金融政策引き続き緩和的、為替レートは今後も引き続き安定」
エルドアン・トルコ大統領
「ウクライナの穀物輸送回廊、稼働を再開へ」(ブルームバーグ)
米財務省
「国債買い戻しを実施するかはまだ決定していない」
FOMC
「政策金利を上下限金利ともに0.75%の引き上げることを決定」
「十分に景気を抑制するまで利上げ継続が必要」
「時間差のある累積的な金融引き締め考慮へ」
「インフレは引き続き上昇しており、不均衡を部分的に反映」
「FOMC政策判断、賛成12票、反対0票」
「雇用は堅調に回復し、失業率は低い水準にとどまっている」
「支出と生産は緩やかな成長を示しています」
「インフレリスクに非常に注意を払っている」
「FEDは経済と金融の動向を注視」
「金利上昇のペースが遅くなる可能性」
パウエルFRB議長
「インフレを2%に引き下げることにコミット」
「持続的な労働市場の成長には物価の安定が必要」
「物価安定はFEDの責務」
「FOMCは物価安定回復に強く取り組む」
「指標は第4四半期の緩やかな成長を示唆」
「労働市場は依然として非常に逼迫」
「雇用は堅調に伸び、賃金の伸びは依然として高い」
「労働市場は引き続き不均衡」
「インフレ率は長期目標の 2%を大きく上回っている」
「商品、サービス全体で価格上昇圧力が依然として明らか」
「より長期的なインフレ期待はしっかりと固定されているように見える」
「FEDは高インフレが困難をもたらすことを正確に認識」
「米国経済は昨年のペースから大幅に減速」
「ある時点で、利上げの減速が適切になる」
「政策金利、まだ道のりは残されている」
「インフレが決定的に低下するのを見る必要」
「インフレが長引けば定着するリスク」
「金融市場は大きく引き締まっている」
「最終的な金利水準、従来想定より高くなった」
「インフレ率の低下には、トレンドを下回る成長の持続期間が必要になる可能性が高い」
「迅速に動くことが非常に重要」
「どこまで行くかが今重要な問題」
「政策効果の遅れによる多くの不確実性がある」
「利上げ減速の時期は早ければ次回会合に到来も」
「引き締めすぎていると思うべきではない」
「歴史的に速いペースの引き締め」
「インフレを低下させるのに十分に景気抑制的な水準とする」
「引き締め効果のラグは不透明」
「われわれはまだ、利上げ継続を考えている」
「実質金利がプラスになるような政策金利が望ましい」
「金利が制限的な領域に移行するにつれて、速度の問題はそれほど重要ではなくなる」
「 財政状況はかなり厳しくなった」
「長期的なインフレ期待は下方へと推移」
「引き締め不足や早すぎる緩和は望まない」
「利上げ停止を考えるのはあまりにも時期尚早」
「過度に引き締めれば、ツールを強力に使って経済を支えることができる」
「家計のバランスシートは堅調」
「労働市場は非常に強い」
「インフレが低下するには時間がかかる」
「住宅市場に関連し、金融安定リスクは見受けられない」
「賃金・物価のスパイラル的上昇は起きていない」
「労働市場の軟化は私には明白ではない」
「明らかに世界経済は困難な時期にある」
「強いドルは一部の国に課題をもたらしている」
「米国経済は堅調です」
「われわれはインフレを制御するために政策措置を使う必要がある」
「米国の物価安定は世界経済にとっても良い」
「国民の信頼はFEDの最も重要な資産」
「FOMCは説明責任、倫理の重要性について議論」
「今は、どの水準まで利上げを進める必要があるかが焦点」
「過度な引き締めはしたくない」
「次回会合で利上げ減速時期議論」
「まだ道のりは長いが、利上げでカバーすべき範囲は残る」
「人々はインフレに対するFRBのコミットメントを理解すべき」
「消費者支出は緩やかな成長を示す」
「最新のデータは9月のドットが低かったことを示唆」
「軟着陸はまだ可能だが、チャンスは狭まっている」
「インフレの状況はますます難しくなってきている」
「景気後退が起こるかどうか、またはそれがどれほど悪いかは誰にもわからない」
 

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

注目のFOMCでは、事前予想通り75bp利上げを決定。
政策金利の誘導目標3.75~4%は、リーマンショック直前以来の水準です。
声明では「時間差のある累積的な金融引き締め考慮へ」が追加されたため、引き締めペース鈍化期待が先行、直後ドル安の動きとなりました。
声明後のパウエル会見では一転ドル買い戻し、利上げ減速の時期を明言出来ませんでした。
ドル円は再び147円台後半水準へ上昇、ユーロドルは0.98近くへ下落しています。

 

株式

ダウ:32,147.76ドル(-505.44)

ナス:10,524.80(-366.05)

 

 

パウエル会見を経て、早期利上げ停止期待が後退しました。

ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。

 

※ヒンデンブルグ・オーメンとは

1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル

 

債券

米10年債利回り:4.084%(+0.042)

実質金利:1.584%(+0.046)

 

右軸:期待インフレ率

 

今朝の期待インフレ率は2.500、前日より0.011低下しています。

 

(過去5営業日)

 

右軸:実質金利

 

実質金利は1.584%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。

 

原油

NY原油12月物は、1.63ドル高の90.00ドルにて終了。

 

 

原油在庫の減少を受け90ドル台で引けましたが、時間外では上げ幅を削っています。

 

貴金属

<前日内部要因>

11月2日金相場表

 

昨日の金は、5円高7,801円にて終了。

FOMCや祝日を控え、先限の買いが膨らんだと思われます。

 

<金市況>

昨晩のNY金12月物は、0.30ドル高の1,650.00ドルにて終了。

今朝の国内金は43円安7,758円で終了しています。

 

 

パウエル会見を受け、時間外では1,640ドルを割り込んでいます。

 

SPDR:919.12トン(-0.08トン)

 

浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<前日内部要因>

11月2日白金相場表

 

昨日の白金は、18円高4,311円にて終了。

先2本の逆ザヤは3円にまで縮小、買い建ちが入っているものと推測されます。

 

<白金市況>

昨晩のNY白金1月物は、0.40ドル高の950.90ドルにて終了。

今朝の国内白金は38円安4,273円で終了しています。

 

 

時間外取引では、940ドルを割り込み始めました。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

<会員様>

 

引き締め出来る国と出来ない国の違いが出始めました。

これから「祝日取引」が始まります。

 

本日もよろしくお願いいたします。

 

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