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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
注目経済指標
・独製造業PMI54.7(予想54.0 前回54.6)
・ユーロ圏製造業PMI54.4(予想54.7 前回55.5)
・英製造業PMI54.6(予想55.0 前回55.8)
・米製造業PMI57.5(予想57.8 前回59.2)
・米新築住宅販売件数59.1万件(予想74.9万件 前回70.9万件)
・米リッチモンド連銀製造業指数-9(予想10 前回14)
ニュース、要人発言
ジョージ・カンザスシティ連銀総裁
「FRBは8月までに政策金利を2%前後まで引き上げると予想」
「その後の追加利上げは需給動向がインフレ率に与える影響次第」
トヨタ6月世界生産10万台縮小 当初計画比、半導体不足
トヨタ自動車は24日、6月の世界生産台数を当初計画より10万台引き下げ、85万台程度にすると発表した(日本経済新聞)
ラガルドECB総裁
「ECBはパニックモードに陥っていない」
インドネシア中銀
政策金利を現行の3.50%に据え置く事を決定した
ビルロワドガロー・ フランス中銀総裁
「0.5ポイント利上げは現時点でECBのコンセンサスに含まれていない、利上げは漸進的なものになる」
「クワッド」共同声明
力による現状変更に「強く反対する」と明記
中村日銀企画局長
強力な金融緩和を粘り強く続けていくことでコロナ禍からの回復途上にある経済をしっかりサポートし、労働需給の引き締まりとそれに伴う賃金上昇を促していくと述べた
ラガルドECB総裁
中銀預金金利を9月末までにゼロか「ゼロをわずかに上回る」水準にする考えを示し、現在の水準から少なくとも0.5%の引き上げを示唆した
ホルツマン・オーストリア中銀総裁
「7月に0.5ポイントの利上げは適切だろう」
ロシア国防省
ロシアのTU95爆撃機と中国のH6爆撃機が日本海と東シナ海上空で「共同パトロール」を行ったと発表した
カザークス・ラトビア中銀総裁
「50bpの大幅利上げ排除すべきでない」
ボスティック・アトランタ連銀総裁
「インフレが高すぎるため、対処する必要」
「中立金利まで迅速に利上げを行うべき」
市況
東京前営業日比
リスク回避の動きが意識され、ドル円は一時1カ月ぶりとなる126円台前半水準へ下落。
7月利上げが意識されるユーロも買い戻しが続き、対ドルでは1.07をブレイク。
全般ドル安が意識されていますが、今晩はFOMC議事録公開です。
株式
ダウ:31,928.62ドル(+48.38)
ナス:11,264.45(-270.82)
ダウは一時500ドル下落しましたが、引けにかけて買い戻し優勢となりました。
「ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。
※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
債券
米10年債利回り:2.751%(-0.101)
実質金利:0.173%(-0.081)
今朝の期待インフレ率は2.578、前日より0.033低下しています。
(過去5営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
実質金利は0.173%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。
原油
NY原油7月物は、0.52ドル安の109.77ドルにて終了。
製品価格は引き続き堅調推移、原油価格の下値を支えます。
貴金属
金
<前日内部要因>
昨日の金は、30円安7,571円にて終了。
2月限の減少が大きく、買い戻しが出た可能性があります。
<金市況>
昨晩のNY金8月物は、17.50ドル高の1,871.40ドルにて終了。
今朝の国内金は9円高7,580円で終了しています。
ドル安や金利低下を追い風に、8月限は1,870ドルを回復です。
SPDR:1,068.07トン(変わらず)
浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」
<会員様>
…
白金
<前日内部要因>
5月24日白金相場表
昨日の白金は、41円安3,839円にて終了。
3万枚達成以降再び減っていた取組が、このタイミングで増え始めました。
<白金市況>
昨晩のNY白金7月物は、7.40ドル安の942.90ドルにて終了。
今朝の国内白金は21円安3,818円で終了しています。
950ドルをはさんだ振幅に終始、「放れ待ち」の様相です。
浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」
<会員様>
…
日本時間明朝3時に、50bp利上げを行った5月FOMC議事録が公開されます。
75bp利上げを完全に排除したのか、年末へ向けた金利見通しに対するヒントなどが得られるか、注目されています。
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谷本 憲彦
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