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大起産業㈱ Tel:06-6300-5757(代表)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
昨日取引終了後、白金総取組が41,608枚となったことがわかりました。
右軸:白金総取組(上下逆注意)
8月11日の41,476枚がこれまでの大阪移管後最高枚数でしたが、昨日更新しました。
対して金総取組枚数は昨日時点で45,003枚、白金と大して変わりありません。
このように並べると一目瞭然ですが、金は大阪移管直後とまったく変わらず。
白金は約倍に膨れ上がっています。
先月20日に「『金離れ』『白金買い人気』が深刻」を掲載しましたが、個人投資家が白金しか買わないことが問題(?)となっています。
右軸:「金個人買い越し比率-白金個人買い越し比率」(上下逆注意)
週1回取引所より公表されるデータから、各週末「金白金個人投資家買い越し比率の差」と金白金サヤをグラフ化したものです。
現在金の買い越し比率は約10%、白金は約33%となっており、比率差は約マイナス23%です。
大阪移管後の記録は6月4日週の約マイナス27%で、再び近づいてまいりました。
白金は証拠金が安い、日本人は白金好きなど、いくつか理由は挙げられます。
少なくとも現在は金白金サヤが拡大する傾向が強く、内部要因も強く示唆しています。
今回白金買いポジションが苦しくなったことにより、金のポジションを降りる傾向が見られます。
たまたま2月限売り玉が助かったことにより、個人投資家は下がって売りを、上がって買いをそれぞれ外しました。
個人投資家は当たり側でした。
このことにより白金買いを投げる必要も遠のき、現在白金は3,650円にトライしています。
白金市場を取り巻く環境としては、中国による排ガス規制強化(「国Ⅵ」規制)などを背景にリースレートも上昇、今後の上昇は大いに見込めそうです。
しかし内部要因の観点からは、まだお勧めしにくいです。
明日は取引所から「投資部門別取引状況」が公表されます。
これらも参考にして、今後のトレードにお役立てください。
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