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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱ 谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
【昨日発表された主な経済指標】
・トルコ設備稼働率77.2%(前回76.4%)
・独IFO95.0(予想95.0 前回94.7)
・米シカゴ連銀全米活動指数-0.71(予想-0.20 前回-0.45)
・米ダラス連銀製造業活動指数-1.3(予想-3.7 前回-5.1)
【発言、ニュースなど】
遠のく通商合意「第2段」
米中両政府の当局者や議員、通商専門家などによると、両国による「第1段階」の合意とりまとめが難航しているなか、「第2段階」の合意が実現する可能性が低下している(ロイター)
林鄭月娥・香港行政長官
「区議会選挙の結果を尊重する」
環球時報
「(中国と米国は第1段階の合意に)非常に近い」
王毅外相
「(日中外相会談において)日中韓FTA交渉加速で一致した」
イスラエル中銀
政策金利0.25%に据え置き(予想0.10%)
【為替】
環球時報による報道を受け、米中協議進展期待が高まっています。
ドル円は108円90銭台中盤にまで上昇するなど、ドル高円安が進行。
ドル高の流れから、ユーロドルは一時1.1割れ寸前にまで下落しています。
東京前営業日比
|
11.25 15:15 |
11.26 08:00 |
ドル円 |
108.86 |
108.94 |
NY金 |
1,465.10$) |
1,461.75$) |
NY白金 |
896.80($) |
899.95($) |
ユーロ円 |
120.03 |
119.98 |
ポンド円 |
139.85 |
140.53 |
(時間は東京タイム)
トルコリラ円、南アランド円ともに前日水準をやや下回っており、トルコリラ円は再び19円割れです。
【債券】
米債2年物利回り1.611(-0.016)、10年物利回り1.752(-0.019)
利回り格差14(前日15)
期待インフレ率1.640(+0.004)
ISD1.499(+0.010)
株式市場は上昇しているためそれほど大きな動きではないものの、米中協議へのリスクに対する配慮からか、債券もそれなりに買われたようです。
実質金利は、0.112%にまで低下しています。
【株式】
ダウ28,066.47ドル(+190.85)
ナスダック8,632.49(+112.60)
米中協議進展期待から、市場はリスク選好の動きとなっています。
【貴金属】
NY金2月物は前営業日比6.70ドル安の1,463.80ドルにて終了。
今朝は東京金が7円安5,089円、東京白金は13円高3,146円にて終了しています。
SPDR896.48トン(前営業日比+4.69トン)
GSR85.95(前営業日比+0.19)
東京パラジウム10月限は一時6,017円まで上昇、一代高値まであと1円でした。
パラジウム-白金価格差は、史上最大871ドルにまで拡大しています。
【原油】
NY原油1月物は前営業日比0.24ドル高の58.01ドルにて終了。
米中協議進展期待から、反発となりました。
【本日予定のイベント、経済指標】
22:30 米卸売在庫
23:00 米住宅価格指数、S&P/ケース・シラー
24:00 米新築住宅販売件数、消費者信頼感指数、リッチモンド連銀製造業指数
27:00 ブレイナードFRB理事講演
トリプル高とは
株式市場・債券市場・外国為替市場の全てが同時に値上がりすることをいいます。これは、株高・債券高・通貨高となる現象を指します。
一般にトリプル高は、ある国・地域への投資妙味が高く、世界中から資金が流入する場合に起きることがありますが、通常の状況(マーケットの常識)とは異なるため、それ程長く続くことはありません。(金融経済用語集-iFinance-より)
トリプル安が国家財政や経済政策の破綻、大規模テロや地域紛争の勃発、巨大な自然災害の発生など、想定外の事態が生じた場合に起こることを考えると、反対のトリプル高は米国にとってはよい状態と言えるのでしょう。
少なくとも米国に資金が流入しているのは間違いないようで、ドルは最強です。
堂島薬師堂の照明は、5時10分頃に消えます。
本日もよろしくお願いいたします。
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