今週のヤンマガは「僕たちがやりました」、「クダンノゴトシ」が最終回。
基本カイジ以外は流し読み程度なのですが、前者は初回から見守っていました。中盤の失速から持ち直しましたし、最後まで心理描写に優れた作品だった。この作品の肝である校舎爆破の見開きは衝撃的で・・・そこから一気に惹きこまれたな。
クダンノゴトシは休載が多かったのでほとんど内容を把握していませんでしたが、共に低迷しかけたヤンマガを救っていたと思います。
例えばPACT、終末の天気、戦禍のカノジョもそうかな・・・ファンの方には申し訳ないですがプロットの固まり切っていないような漫画を乱発していた時期がありましたからね・・・。
それだけに、両者とも特集なし、カラーでもなしという扱いで終わっているのは納得いかないな。しかも巻頭カラーがセーラーエースってのがね・・・。そこは濁しますけど。
近麻でも麻雀小僧が唐突に打ち切られましたし・・・功労者をぞんざいに扱うのは不義理だよなぁ。
○=提出カード
カイジ/和也 LIFE(2・10) 1ライフ=2億円 []=隠しBOXカード
1回戦
D・D U・U
2○・4 A○・A 1勝/0勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
2回戦
D・D U・D
2・4○ A・3○ 2勝/0勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
3回戦
U・D U・D
Q・2○ A○・6 3勝/0勝 LIFE(5・7)
Bet1→コール
4回戦
U・D U・D
Q・6○ 9○・6 4勝/0勝 LIFE(6・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
5回戦
U・U D・D
K・Q○ 6○・3 5勝/0勝 LIFE(7・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
6回戦
U・D D・D
K・6○ 3○・3 5勝/1勝 LIFE(5・7)
Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジドロップ
7回戦
U・D U・D
K○・7 9・3○ 6勝/1勝 LIFE(6・6)
Bet1→コール
8回戦
D・D U・D
7○・5 9・3○ 6勝/2勝 LIFE(5・7)
Bet1→和也Bet2→カイジドロップ
9回戦
D・D U・U
5・4○ J・9○ 6勝/3勝 LIFE(4・8)
Bet1→コール
10回戦
D・D U・U
7・5○ Q・J○ 6勝/4勝 LIFE(3・9)
Bet1→コール
11回戦
U・D U・U
K・7○ Q○・A 6勝/5勝 LIFE(2・10)
Bet1→コール
12回戦
U・U U・U
K・K○ A○・A 6勝/6勝 LIFE(0・12)
Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール
~~~赤ライフ登場・生死を賭けた闘いへ~~~
13回戦 LIFE(1・12)
U・D U・D
K○・2 A○・6 6勝/7勝 LIFE(0・12+1)
Bet1(カイジ赤)→自動的にコール
~~~チャンマリの赤ライフ2つを追加~~~
14回戦 LIFE(2・12+1)
U・D D・D
8・2○ 7・6○ 7勝/7勝 LIFE(3・12)
Bet1(赤)→カイジBet2→和也ドロップ
15回戦
U・D U・D
8・7○ J・7○ 7勝/1分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1(赤)→コール
16回戦
U・U U・D
J○・8 J○・4 7勝/2分/7勝 LIFE(3・12)
Bet1(赤)→コール
17回戦
U・U D・D
Q・8○ 5・4○ 8勝/2分/7勝 LIFE(1+3・11)
Bet1(赤)→コール
18回戦
U・U D・D
Q○・9or8 5・3○ 9勝/2分/7勝 LIFE(2+3・10)
Bet1→コール
19回戦
U・U U・D
9○・9or8 Q・5○ 10勝/2分/7勝 LIFE(3+3・9)
Bet1→コール
20回戦
U・U U・U
9・8○ Q○・9 11勝/2分/7勝 LIFE(5+3・7)
Bet1→カイジBet2→和也コール→カイジBet4(3+1)→和也ドロップ
21回戦
U・U U・U
K○・9 Q○・9 12勝/2分/7勝 LIFE(6+3・6)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
22回戦
U・U U・U
J○・9 9○・8 13勝/2分/7勝 LIFE(7+3・5)
Bet1→カイジBet2→和也ドロップ
~~~チャンマリ後退~~~
23回戦
U・D U・D
9○・3 A○・5 13勝/2分/8勝 LIFE(5+3・7)
[未発見] [A・A・8]
Bet1→カイジコール→和也Bet2→カイジコール→和也Bet3→カイジドロップ
~~~カイジ・隠しBOX発見~~~
24回戦
U・D U・D
A・3 A・5
[A・A・8] [A・8・4]
Bet1→カイジBet2→和也Bet3→カイジコール→和也Bet4→カイジコール→和也Bet5→カイジコール→和也Bet6→カイジコール(5+1)→和也Bet7→
【24回戦の流れ】
23回戦・204話・和也がカードを左手で提出(8と隠しボックスのAを交換)
24回戦・214話・和也の左手出し&考えづらいA降臨という違和感から、カイジがイカサマを確信
215話・テーブル横に・穴を発見、和也のマニキュアを疑う
216話・穴に和也から渡されていた爪楊枝を差し込み、隠しボックス(A3枚)を発見
217話・カイジからは見えない和也の手元のライトの点灯によって、カイジが隠しボックスを発見したことに和也が気付く
218話・カイジが8と隠しボックスのAを交換
219話・カイジが8とAを交換したことで、和也の手元のライトが消灯。それによって和也はカイジにAが渡ったことを知る。
和也が24回戦のカード配布直後に2度目のカード交換(Aと4)をしていたことが判明。
カイジがテーブル側面に∴穴を発見。再び爪楊枝を手に取る(差し込んだかは不明)
220話・和也の爪に∴穴と対応する凸凹があることが判明(恐らくカイジは知らない)
以降レイズ合戦
前回、7ライフ賭けを迫られたカイジはチャンマリに確認を取り、心を鬼にすることを宣言しました。
和也は口に出さずとも初めからそうだったはずと、不要な駆け引きと決めつけ辟易としますが・・・
カイジは都合8ライフ目、チャンマリ二人分の赤ライフを手に取りました・・・!
前回ラストで見せた、決意の涙。当然こうなりますよね。
しかし和也は全く想定していなかったようで・・・この暴挙、毒皿精神に動揺を隠せません。
張れるもんか・・・と
そう踏んでやがるんだ!
万が一を考えて我が身までは賭けられない、自らの選択に命までは預けられないと・・・カイジに期待され、早い話が舐められていると考えたようです。
しかし・・・ワン・ポーカーの全てを知る和也にとっては、実はその甘い想像こそが格好の餌食。
隠しボックスからAが出た時
敗北で終わるなど、端からありえないという確信があったのです。
つまり途中で幾ら負けが込もうが、連敗しようが、そんな事は無関係。
必ず最後は・・・
遂に言ってしまったか。完全に吹っ切れてるなぁ・・・(^▽^;)
ここで悪びれるても二重にあくどいだけですが、もはやなりふり構っていられないのでしょう。
基本はヒラでの勝利を目指すことが矜持であるとしながらも、王がクズに負けることは絶対に許されないと自己肯定しました。
隠しAで察しろ・・・、最後はオレが勝つように出来てる、という事は、やはり更なるイカサマを仕込み、隠しAの上を行く選択を取ったのは確定ですね。
カイジはAを出したからこそ強気で全張りしている・・・と和也が踏んでいるのもほぼ間違いない。それを知っている上でほくそ笑んでいるのですから、∴穴によって2を入手した可能性がさらに強まりましたね。
引き分けのAなら「負けない」とは言えても今回のように「勝つようにできてる」とまでは断言できないはず。
とにかく、己が勝利を信じて疑わない和也。
余裕の嘲笑を浮かべていました・・・が!
突如カイジが口を開きました!
え!?なにその意味深な切り出し方!(°д°;)
これはもう・・・カイジは勝利を確信して、種明かしを始めようとしていると考えていいのか!?
カイジが如何にして和也の2出しを察知したのか、3出しの根拠は未だ不明のまま。その最後の謎が今明かされようとしている・・・?
しかも、カイジの口ぶりからすると・・・和也のこれまでの発言に2出しを裏付ける重要なヒントがあったようですね。
え~何だろう。最近の中では特に気にかかったセリフは無かったと思いますけど・・・全然分からんヽ(;´Д`)ノ しかもちょうど雑誌を処分したばかりなので、12巻以降の直近の回については確認することもできない・・・。痛恨すぎる。
とはいえ、私としては和也には生き残ってカイジと共闘、あるいは会長との再戦への斡旋を手筈してほしいと考えています。その意味では、カイジがこのタイミングで種明かし?を切り出したのは大きいな。
いかに和也でも秘策を全て看破され、3出しを明言されては勝負には乗ってこれないはず。ここでカイジがチャンマリの赤を張り、和也がドロップすれば、和也も生還してのカイジ勝利で幕が降ります。
もちろんコールして負け、剛運設定があるので回転網によって助かる可能性もあります。ですが和也自身、網の使用に関しては醜い悪あがきと批判的でしたし、正直あまり和也の無様な姿を見たくない。
ラストは派手な奇跡より、この長い夜が遂に完結したという・・・叙情的な雰囲気がいいな。勝手な好みですけど。
遂にワン・ポーカー編も決着間近。次回も楽しみです。