タイトルは70年代のベストセラー、庄司薫の青春小説
『赤ずきんちゃん気をつけて』から。
このブログのキッカケは、この写真
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けいたん本人は
「本はほとんど読まない」と言ってたけど、
私にとって、このコは何故か
「文学っぽい娘」なのである。

『赤ずきん』と言えば、誰でもまず『グリム童話』を思い出す。
赤ずきんは一旦、狼に食べられてしまうけれど、それを見ていた猟師に助けられる。
悪い狼は腹を裂かれて死んでしまいました。赤ずきんちゃんはお婆さまと幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたし──
でも、この話には元ネタがある。
それがペロー寓話

元々は、宮廷でお姫さまのしつけ用に書かれたもの。
『長靴をはいた猫』も、『シンデレラ』──フランス語で『サンドリオン』──も、元はペロー。
これが、エグい。
ペロー寓話──
赤ずきんは、むしゃむしゃと食べられてしまいました。
それで、お終い。
そのあと、教訓が書かれている。
女の子は、特に見目麗しい女の子は、甘い言葉で近づいてくる悪者に気をつけなければなりません。
これを初めて読んだ時はショックだった。
童話は全てハッピーエンドなものと思っていた。
でも考えてみれば、アンハッピーなことが溢れる世の中で、
子ども達をハッピー呆けさせようというのも、返って害毒なのかも知れない。
坂口安吾に『文学のふるさと』というエッセイがある。
───学生の頃読んで、今は手元にない。例によってうろ覚え
ある中年男が、お寺の屋根を見て泣いている。訊ねると、その男が答える
──あの鬼瓦の顔が死んだ女房そっくりなんだ
安吾は、これが文学なんだ、と言う。
可笑しくて哀しくて、なんかもう、どうしようもない気持ち
───それが「文学のふるさと」だ。
この文章で、『赤ずきん』についても触れている。
「赤ずきんは食べられてしまいました」
で、ぷつんと終わる。
心がぽかんと空いてしまう。
なんだこれは、なんかもう、どうしようもないじゃないか。
───これが文学なんだ。
と安吾は繰り返し言う。
一方、安吾には『堕落論』という作品もある。
純潔さ故に、自らの命を絶った若い娘のことを書き、
何故汚れることが出来なかったのか、と嘆く。
そして、若者よ堕落せよ、と訴える
堕ちて堕ちて、そして生きよ───
けいたんの青頭巾をつらつらと眺めながら、私はそんなことを連想していた。
そして、このコの瞳に思った。
この星を宿した瞳が濁ってしまうなら………
私はその前に食べてしまいたい!

苦労したり、傷ついたり汚れたり、そこから這い上がったり───
そんなことをさせる前に、頭からバリバリと、
跡形もなく喰っちまって、
自分の胃の中に納めてしまいたい───
まあ、この老いた狼は、ほとんど人畜無害だけどね。
でも、青頭巾ちゃん気をつけて
……って思った、という話。
【おまけ】
スマホのギャラリーから、predia頭巾を探してみた。
まずはマイ頭巾。

私はこのコを童女系と呼んでいる。
パフォーマンスでは抜群にキレのあるダンスで、ファンを魅了するのに、
素では堪らなく あどけない一面を見せる。
例えば、昨年のハロウィン。
マイマイの扮装がコレ
↓

あ~もう!
と思うくらい、脱力する。
あっきーは、これ。
もう何を言っても蛇足。
天使である。

あっきー頭巾なら、もし狼に食べられても、裂いた腹の中から
「やあ!」と言って飛び出してきそう。

締めは林姉妹で
ゆづ頭巾──

なんか、別の意味で美味しそう
オオカミっちょに食べられちゃうぞ~ !

がおぉ~~!!
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