空はどこから/猫の長靴 -104ページ目

空はどこから/猫の長靴

日記は苦手だけど、何があって何を思ったのか、あんまり分からなくなるのもねぇ(´Д`)
だからちょっとだけ、記録を残します。


タイトルは70年代のベストセラー、庄司薫の青春小説
『赤ずきんちゃん気をつけて』から。


このブログのキッカケは、この写真

けいたん本人は
「本はほとんど読まない」と言ってたけど、
私にとって、このコは何故か
「文学っぽい娘」なのである。


『赤ずきん』と言えば、誰でもまず『グリム童話』を思い出す。

赤ずきんは一旦、狼に食べられてしまうけれど、それを見ていた猟師に助けられる。
悪い狼は腹を裂かれて死んでしまいました。赤ずきんちゃんはお婆さまと幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたし──


でも、この話には元ネタがある。
それがペロー寓話


元々は、宮廷でお姫さまのしつけ用に書かれたもの。
『長靴をはいた猫』も、『シンデレラ』──フランス語で『サンドリオン』──も、元はペロー。
これが、エグい。


ペロー寓話──
赤ずきんは、むしゃむしゃと食べられてしまいました。

それで、お終い。

そのあと、教訓が書かれている。
女の子は、特に見目麗しい女の子は、甘い言葉で近づいてくる悪者に気をつけなければなりません。

これを初めて読んだ時はショックだった。
童話は全てハッピーエンドなものと思っていた。

でも考えてみれば、アンハッピーなことが溢れる世の中で、
子ども達をハッピー呆けさせようというのも、返って害毒なのかも知れない。


坂口安吾に『文学のふるさと』というエッセイがある。
───学生の頃読んで、今は手元にない。例によってうろ覚え

ある中年男が、お寺の屋根を見て泣いている。訊ねると、その男が答える
──あの鬼瓦の顔が死んだ女房そっくりなんだ

安吾は、これが文学なんだ、と言う。
可笑しくて哀しくて、なんかもう、どうしようもない気持ち
───それが「文学のふるさと」だ。


この文章で、『赤ずきん』についても触れている。
「赤ずきんは食べられてしまいました」
で、ぷつんと終わる。

心がぽかんと空いてしまう。
なんだこれは、なんかもう、どうしようもないじゃないか。
───これが文学なんだ。
と安吾は繰り返し言う。


一方、安吾には『堕落論』という作品もある。
純潔さ故に、自らの命を絶った若い娘のことを書き、
何故汚れることが出来なかったのか、と嘆く。
そして、若者よ堕落せよ、と訴える

堕ちて堕ちて、そして生きよ───



けいたんの青頭巾をつらつらと眺めながら、私はそんなことを連想していた。

そして、このコの瞳に思った。

この星を宿した瞳が濁ってしまうなら………
私はその前に食べてしまいたい!



苦労したり、傷ついたり汚れたり、そこから這い上がったり───

そんなことをさせる前に、頭からバリバリと、
跡形もなく喰っちまって、
自分の胃の中に納めてしまいたい───

まあ、この老いた狼は、ほとんど人畜無害だけどね。

でも、青頭巾ちゃん気をつけて
……って思った、という話。



【おまけ】
スマホのギャラリーから、predia頭巾を探してみた。


まずはマイ頭巾。
私はこのコを童女系と呼んでいる。

パフォーマンスでは抜群にキレのあるダンスで、ファンを魅了するのに、
素では堪らなく あどけない一面を見せる。

例えば、昨年のハロウィン。
マイマイの扮装がコレ

あ~もう!
と思うくらい、脱力する。


あっきーは、これ。
もう何を言っても蛇足。
天使である。


あっきー頭巾なら、もし狼に食べられても、裂いた腹の中から
「やあ!」と言って飛び出してきそう。




締めは林姉妹で

ゆづ頭巾──

なんか、別の意味で美味しそう

オオカミっちょに食べられちゃうぞ~ !







がおぉ~~!!










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ゆったん、なんか、ゴメンね……

エレガントがコンセプトのprediaの中で、ゆったんはちょっと異質だと思っていた。
なんか凄く庶民的なんだよ。
下町のお姐さんて感じ。

MCでは、メンバーはいつもゆったんに頼る。
ゆったんは、いわば『ゆるキャラ』 、イジられやすい。
そして ゆったんは一所懸命しゃべり、ボケツをほり、突っ込まれて笑われる。
このパターン化した笑いの取り方、私はあまり好きではなかった。


でも、24日第一部のアコースティックライブ。
ゆづ・らちょコンビが巻き起こした自然な笑い、ユーモアは楽しかった。
私は腹の底から温まった。


自宅が都心から遠い桜っちょは、ゆったんの家に同居していて、一緒のベッドに寝ている。

そして自称「趣味ダイエット、特技リバウンド」の ゆったんは、よく食べる。
ブログで、いろんなドレッシングを紹介するコーナーをやっているけど、ドレッシングってかなりカロリーが高いと思うよ。

そんなだから、一般人と比べれば別格だけど、スリムなprediaの中に入ると、あれである
───つまり、predia内での比較では、若干、クマさんの体型に近い。


アコースティックライブ、MCコーナーで、らちょが暴露する。
一緒のベッドに寝ているけど、ゆづかの体型の変化と共に、ベッドがだんだん狭くなってきた。
握手会でゆづか推しから、なんとかダイエットさせてと頼まれる。
そして らちょは ゆったんの二の腕を、ぷにぷにと触る。
見るからに ぷにぷにしている。
この辺はいつもの笑い。


そして、
ゆったん・桜っちょコンビで
Kiroroさんの『ベストフレンド』を歌う。
もちろん一所懸命に歌っている。
その時、自然な笑いが起きた。


曲中、アイコンタクトをしたくて横を振り向く ゆったん。
らちょは正面を向いたまま気づく様子もない。
ちらちら見る ゆったん、無視する らちょ………
繰り返される内に、場内から笑いが起こる。

私は可笑しくて仕方なかった。
その姿は、娘可愛さにちょっかいを出す母親と、それがウザくてツンケンする娘、そのもの。


曲が終わって、「なんで笑うのよぉ~」とむくれる ゆったん。

そして
「桜子の顔が見たくて何度も振り向いたけど……
右目しか見えなかった」

私は爆笑した。
つれなくされても、らちょが好きでたまらない ゆったん
それが分かっていて、その愛情に甘える らちょ
ふたりの体温が伝わってくるのである。


そのあと、メンバー全員での『きみみたいに』の合奏。
ゆったんは、もちとちーずの茜さん仕込みのカホンを演奏


ところが、私の席からは、スピーカーが邪魔になって上半身しか見えない。


この私服とヘアバンド、メンバーから『魔女の宅急便』の「オソノさん」、と呼ばれていた。

背を丸め、一所懸命、腕を動かしている姿───
私にはオソノさんが小麦粉を練っているように見えた。

そして、おそるおそるシンバルを叩く腕は小熊のよう。

私は楽しくて堪らない。
ゆったんに魅せられたのだ。


ライブ後の握手会、私は ゆったんの所に行って絶賛した。
ゆったんはキョトンとしていた。
シンバルを叩く手が小熊みたいだった、
と言うと、少し嫌がった。


そのあと、らちょの所に行って、
『林親子』最高だったねえ
と伝えると
「親子じゃないよ、『林姉妹』だよ~
ゆづかが怒るよ~」
と注意された。

そうだよね

ゆったん、なんか、ゴメンね~
(*´∀`)






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盛岡に住んでいた頃──5年程前──関東圏に出張してビジネスホテルに泊まっていた。
夜、眼が突然「バリリ」といった。
このバリリが擬態語か擬音語かはビミョーだが、私には音が聞こえたような気がした。
そして左眼にスクリーントーンのような黒い大きな点画が現れた。
眼球を動かすと、この画が「ぐいんぐいん」と形を歪めて動く。この、ぐいんぐいんは擬態語である。

要するに、大きな飛蚊症が出来たのだ。
この、黒い点画のような飛蚊症、眼を細めてよくよく見ると、愛猫ふぁいの後ろ姿に似ていた。
だから、帰りの新幹線の中で、左眼を細めながらスケッチした。
その時の絵は、もうない。
でも、ふぁいの画像なら、ある。

↓こんな形

これが左眼の視野いっぱいに広がっていた。

そして症状が収まるまで、左後ろに何かがいるような錯覚がして、しょっちゅう後ろを振り返っていた。

さて、眼科医に行って、瞳孔が開きっぱなしになる薬を投与され、検査を受けた。
診断は───

歳のせいです

───何だよそれ!

要するに、歳を取って、眼の水晶体に弾力がなくなり、眼窩からバリリと剥がれた。
その時の出血が黒く見えているらしい。

治療法は?

──有りませんねぇ、歳のせいですから

日頃気をつけることとか、予防法とかないんですか?

──有りませんねぇ

何だよ!
そんなら医者なんていらんじゃないか!

納得がいかないので、もう一軒、眼科医に行った。
バチンと瞳孔を開かれて検査を受けて、結果は
───歳のせいです

かくて老人ファイミルは瞳孔の開いたまま、妻に手を引かれてトボトボと(擬態語)家路についたのであった。

その頃からである。
人間ドッグのエコーで肝臓に陰があっても、聴力検査の結果が悪くなってても
───年令に伴うものだと思われます。


実際、眼の不調はそのまま続いている。特に東京通勤になってからが酷い。
空気の汚さ、煤煙(光化学スモッグ?)のせいじゃないかと思う。
視界が暗くて、眼がしょぼつく。

どうせ日常生活で、見たい現実なんてないから、眼の能力が落ちたって構わない。

でも、ライブ会場──暗い上にライトが激しく明滅する──でのprediaのパフォーマンスが見づらい、眼で追いづらいのは困る。


▷▷▷▷▷

さて、この数週間、咳の症状が止まらなかった。
病院に4回行って、一ヶ月あまり薬を飲み、喘息患者が持ってるような吸入器も買わされたが、さっぱり効かなかった。
夜、横になってからの咳込み方が酷い。眠れないから、体力も落ちていく。
それでも、結核、肺炎、百日咳───いずれも検査では見つからなかった。

で、医者の結論
───長年、タバコを吸ってきたからじゃないですか

近頃の医者は何でもタバコのせいにする。
昔のタバコに比べれば、今のタバコはずいぶん軽い。私はニコチン3mgである。
そうそう誰もが身体を壊すもんか。パイプ吸ってる人はどんだけ早死にするんだよ。

私は、眼の劣化と同様、空気のせいだと思っている。
札幌なら、大通りでも深呼吸出来る。新宿やら銀座やらで深く空気を吸おうものなら、途端に咳き込む。
野生動物ファイミルは都会の空気に適応出来ないのである。

薬も切れたまま放っておいたら、徐々に症状は軽くなってきた。今は寝付けないほど咳き込む、ということはない。
結局は自然治癒力だろう。


さて、病院の話に戻って
肺活量の検査を受けたら、肺年令は80歳、と出た。
「でも、咳込みながら測ったら、数値も悪いですよね」
と言ったら
「まあ、そういうこともありますね」
と医者は呑気に笑った。

それでも、この医者なんかは上出来な方で、中には患者が口答えすると怒りだすヤツもいる。
医者は頭が良くてエライから、患者ごときに逆らわれたら不快なんだろう。

一度体調不良で医者にかかったが原因が分からなかった時───
気のせいだ
───と言われたことがある。

西洋医学なんていい加減なものである。
対処療法で薬を出して、その薬の副作用を抑える薬を上乗せする。
医学→科学→事実の追究
でも実体は恣意的な結論づけと当てずっぽう。
人間の知識の限界なんて、そんなもんだ。

結局は、個体が持っている自然治癒力──野生の力──に頼るしかない。
妻に薬を勧められると、私はいつもこんな事を言う
───薬に頼るなんて、野生動物としてのプライドが許さない!

どうせ「歳のせいで」死ぬのなら、病院でチューブに繋がれるのは嫌だ。
もっと自然体で死にたいと思う。

そのくせ、ちょっと身体の何処かがおかしくなると、妻に連れられてオドオドと病院に行く。
凛々しさの欠けらもない。


野生動物を気取るファイミル、
その実体は──
ただの偏屈な田舎のオジサンだったりする。



ふん!







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