空はどこから/猫の長靴 -103ページ目

空はどこから/猫の長靴

日記は苦手だけど、何があって何を思ったのか、あんまり分からなくなるのもねぇ(´Д`)
だからちょっとだけ、記録を残します。

私の憧れ、
タレント・竹田愛さん(めーしゃん)の初舞台
『Copyright.』
初日を観劇した。


それからというもの───

私の頭は、魔性の女・ハンナで一杯になった!


めーしゃんのハンナが観たい!
めーしゃんに逢いたい!
ハンナに逢いたい!


私はこれまで、たくさんの めーしゃんを見てきた。
妖精めぐの可憐なダンス
大阪弁の愛嬌者、可愛いドジしゃん。
タレントとしての野心を秘めた力強い瞳。
その原点となるファッションモデル。
法律通のインテリタレント。 

これからも、めーしゃんの活躍を追い続ける限り、
私はたくさんの めーしゃんに出逢うことになるだろう。
演劇では6月にも舞台出演が決まっているとか……

でも、
めーしゃんの『ハンナ・アドラー』には、もう二度と逢えない!

可憐で気高く、哀愁に満ちた『ハンナ・めぐ』


なんとかもう一度観れないかとジタバタした。
運営サイトにメールをすること5回。何とか観れないか、当日券は発行してもらえないのか。
運営サイトからは、その都度丁寧な返信が来た。
これは本当に有り難かった。
───確約は出来ませんが「これまでのところ」来られたお客さまにそのままお帰り頂いたことはありません──
私は最後に、これだけ丁重な応対をして頂ければ、もし入れなくても不満は言いません。
とメールを締めくくった。


行く!
そして目指すは千秋楽。
本番の舞台を経て、ハンナ・めぐはどんな覚醒を見せているのか。

私はハンナの最初と最後を見届ける!

結局、会場2時間前に到着したら、そんなに早く来る必要がないことが分かった。その代わり、前の回を観ていたLさんとばったり会い、一緒にコーヒーを飲んだ。


さて、千秋楽が過ぎたから、もうネタばらしをしても良いだろう。
めーしゃん演じるハンナ・アドラー
可憐な容姿に貴婦人の佇まい、そして哀愁に満ちた表情
その実態は───

300年生きたバンパイア
そしてハンナの抹殺を執拗に狙う少女は、彼女のたった一人の娘。



私の頭の中でリンクする。
少年の頃、夢中になって読んだ萩尾望都さんの代表作───
『ポーの一族』
数百年の時を生き、灰となって儚く消えるバンパイア。
主人公エドガーの後を追ってバンパイアの世界に身を投じる、可憐な妺、メリー・ベル。

私の世代には、その名を聞いて胸がキュンとなる人も多いはず。


私はハンナ・めぐに、メリー・ベル(あるいは薄幸の母、メリー・ウェザー)をオーバーラップさせていたのだ。 


めーしゃんのハンナは進化していた。

知性を湛える瞳、秀でたおでこ。両手を前に組んだ節制のきいた立ち姿。

そして狂気!
乾き、血を求めるバンパイア。
爪先まで行き届いた神経。

驚いたのは背中!
精気を失い、老いさらばえていく醜怪さまで表現されている。

これは、めーしゃんが上手に「演技」した、ということではない。
そういう表現が出来る「感性」に生まれついた人なのだ。

千秋楽のカーテンコール、会場全体を包み込む達成感の高揚(演劇の醍醐味)

私の眼は、下手端のハンナ・アドラーに釘付け。

震えが止まらない。
三十数年の時を経て、憧れの女性が目の前に現れた!
その「震え」は家路につき、赤い血(ワイン)をがぶ飲みし、ベッドで浅い眠りにつくまで続いた───そして、実は今も続いている。

少年の日の憧れを、叶えてくれた女優・竹田愛───
私は心からの讃辞を捧げる。


私のメリー・ベル
ハンナ・めぐよ、永遠に───






【おまけ】
千秋楽は、ありゃりゃ?と思うほど、たくさんのprediaファンが現れた。

私はサイン会で、バンパイア・めーしゃんに「血を全部あげる!」と言った。
サインの脇には「ファイミルの血もちょうだい」と書いてもらった。

他のファンへの添え書きをチラリと見ると
「○○さんの血を吸っちゃうぞ」
「血を全部取っちゃうぞ」
と書いてもらっている。

みんな考えることは一緒だな~、
という話(笑)









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『predia映画製作委員会』が企画を募集していると聞いたので、こんなプロットを考えてみた。

以前、青春ミージカル『Cherry Love』の企画を書いたが、こんどの新曲は──
『壊れた愛の果てに』
どう転んでもお気楽ミージカルにはならないよね。

「壊れた愛」とは何を指すのか
普通に考えれば男女の愛憎劇だけど、
男優を見たくてpredia映画に来るファンもいないだろうから、
この愛は女性間と捉えてしまおう。

▷▷▷▷▷

冒頭、『壊れた愛の果てに』をステージで歌い踊る女性10人組のユニット、P-が登場する。
その激しいパフォーマンスが、これから起こる悲劇を暗示する。


ステージが終わって楽屋裏。
ルームシェアをしている仲良しのふたり──仮にA子とL子

楽しげに談笑していたが、L子がマネージャーに呼ばれると、ふと表情が曇る。
L子は難病の弟のため、給料の前借を申し入れていたが、それは呆気なく拒否される。

楽屋風景、皆が思い思いの姿でくつろいでいる。
読書家のR子が、最近はまった犯罪小説を語っている。

それは巧みなプロットの誘拐事件。
手持ち無沙汰に、耳を傾けているA子。

部屋に戻り、落ち込んで膝を抱えるL子。
明るく慰めながら、ふとA子の口を付いて出た言葉。
──ねえ「誘拐」、してみようか?

お金持ちの子供を誘拐して、身の代金をとれば
お金のある人にとっては、私たちの必要な金額なんて僅かなものだし、子供さえ無事なら誰も傷つかない───


再びユニットP-のステージ。
その楽屋裏。
給料明細を眺めるL子の表情が曇る。
向こうではR子が読みかけのミステリー、誘拐事件の展開を熱く語っている。

その夜、A子は布団に横たわったL子に顔を寄せ、囁きかける。
──ねぇ、いつやろうか?
──ん?
──ゆ、う、か、い


そして事件は起こる。

幼い男の子を誘拐し、ふたりのアパートに監禁する。
休みや早退を交互に繰り返すふたりに、周囲は不審の目を向ける。

部屋では───子供好きのL子は誘拐した男の子が可愛くて堪らない。
キャッキャと遊ぶ呑気な姿をイライラと眺めながら、A子は身の代金奪取の計画を詰めている。犯罪物の書籍から摘み食いしたような稚拙な計画。


事件は唐突に終わる。
急病に罹り、息も絶え絶えの男の子を背負って病院に担ぎ込む。
薄暗い待合室で不安の目を見交わす二人。
やがて、処置が無事に済み、ほっとして抱き合い、へたり込む。
そこに刑事が現れる───

警察署。
刑事たちが途方にくれている。
取り調べ室でのふたりの供述が全くバラバラ、お互いに悪いのは自分の方だと主張している。
こんなケースは初めてだ。

弁護士の接見を受けるL子。
このまま裁判になれば、ふたりとも主犯級の重罪。悪くすると偽証罪にも問われると説明を受ける。

裁判シーン。
真実が語られないまま紛糾し、やがて二人並べての直接対決となる。
A子が口を開き掛けた、その時──

L子が突然A子に殴りかかる。
そして激しく罵倒する。
「あんたなんかと組んだのが間違いだった!あたしひとりならもっと上手くやれたのに、ドジばかり踏みやがって!それであたしを庇うだと?バカが!自惚れんじゃないよ」
制止を振り切り、掴み掛かり、踏みつけにして暴れまくる。

判決。
L子は主犯の実刑判決。
A子は強迫されて加担したとして軽い執行猶予。

手錠を嵌められ、裁判所の廊下を去っていくL子。
静かな廊下に響く足音。
その後ろ姿を見守るA子、その顔に残る、殴られた痣。

静寂の中、A子が叫ぶ
──嘘つきっ!!

→→→
A子の悲痛な表情にストップモーションがかかる。
画像が紙のスクリーンに変わる───

そのスクリーンがバリリと破られ、10人のprediaメンバーが飛び出してくる!
そしてエンディング曲『Re:start game』を晴れやかに歌う。


♪傷つき前に踏み出せないとき
それは私だけ?と更に深まる
………
Re:start game やり直しがきくまで
Re:start game 何度も何度でも
Re:start game 私たちは立ちあがるの~♪

L子が、A子が、満面の笑顔で踊っている。
皆で、画面に向かってありがとう~と手を振る。

画面がいったん消え、映画館が映される。
女性がふたり座っている。
「変な映画やね~、これ、ハッピーエンドだったん?」
ポップコーンを頬張りながら、めーしゃんが隣を見る。
隣では……テルミンが号泣している。

ここでお終い


▷▷▷▷▷

ギリシャを舞台にした名画『日曜はダメよ』
メリナ・メルクーリ演じる、気のいい娼婦が、アメリカのインテリ青年と、夜の野外劇場を散歩している。
娼婦はギリシャ悲劇の大ファンだと言う。でもその解釈は悉く間違っている。
誰も死んでいない、誰も不幸になってない

───だって、みんな最後に手を取り合って、笑顔で出てくるじゃないの!

あれはカーテンコールというもので、本当は不幸な話なんだ、
とインテリ青年が説得すると、娼婦は怒り出す

──不幸なんて大嫌い!

実際、私も演劇のカーテンコールは好きである。
劇中どんなに憎み合い、殺し合っても、最後に満ち足りた笑顔で喜び合い、称え合う。

だから映画を見てても、思うことがある。
最後は満面の笑顔で終わって欲しい。
そして本編が悲惨であればあるほど、その笑顔はカタルシスになる。

エンディングでNGシーンを流すのも好きである。
出演者とスタッフの和気あいあいとした表情。
例えばこんな感じ……
子供にちょっかい出し過ぎてキックされるL子。
撮影の合間に小犬を抱っこしてくつろぐA子。
シリアスなシーンで顔を近づけて………吹き出してしまう二人。

タイトルが暗いから、強引に明るいエンディングにもってきたけど、この企画……
まあ、ボツだろね

ちなみに、『predia映画製作委員会』は















架空の団体である。



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「女優」とは、優れた女性と書く。
では、めーしゃんは何処が優れているのか?

それは佇まい。

凛と、つま先まで神経が行き届いた立ち姿、そして品の良い身のこなし。


アリスインプロジェクトの舞台『Copyright.』
28日、初日に行ってきた。
目的はめーしゃん!
めーしゃんオンリー
昔風に言えば、私は「メグミスト」である。


この出演を知った当初は、行くかどうか迷った。
アイドルの演劇?う~む。
噂によれば、出来が悪いと学芸会レベルとか。
うちのコ、めーしゃんの晴れ姿は観たいけど、それ以外は苦痛だなあ
と思っていた。



とりあえず、舞台全体の感想に触れておくと───

学芸会レベルということもなかった。
女の子たちの演技も良く仕込まれている。
やっぱりプロの仕事だね。
出演者は全員女の子、という制約の下で、よく作り込んだと思う。

コンセプトも良かった。
この演技力で芝居をするなら、シリアスドラマで正解。
笑えないコメディは悲惨だからね。

無駄に悲劇仕立てでないのも良かった。
ぎゃあぎゃあ泣き叫んで、ウルサいだけの芝居も適わない。

その辺がセーブされた演出だから、女の子たちは、ひたむきに一所懸命、演じればよい。
その緊張感は素直に伝わってくる。



と言うことで、あとは全部、
めーしゃんの話~♪

めーしゃんが演じたハンナは魔性の女。
衣装はこんな感じ


ネタバレになっちゃうから詳しくは書けないけど、かなり異質な役。
ポートレートの笑顔は演技中にはない。
もともと舞台メイクも要らないような くっきりした目鼻立ち───
気迫が籠もってキリリと引き締まっている。

「少女」の群像劇の中の異分子──その気品のある立ち居振る舞いが、異彩を放つ。

片足を少し後ろに引き、背筋を伸ばした美しい立ち姿──私はこれを「predia立ち」と呼んでいる。
アゴを気高くクイッと上げる。その引き締まった表情、凄みのある凛々しさ。
とにかく絵になるのである。

そして落ち着いた佇まいから、突然現れる狂気。
ラストの哀感。

この役をめーしゃんに当てたキャスティング、見事である。

こんな めーしゃんが観れるなら、この種の演劇、また行ってみたい。
但し、判断基準はめーしゃんの尺(出演シーンの長さ)による。


なお、全員そろってのダンスシーンが少しだけある。
prediaばりの──例えばSunburndの、DIAMONDの──めーしゃんの可憐なダンスがちょっとだけ観られる。



サインを貰いながら少し話すと、太ったことを随分気にしていた。
白い(膨張色の)ストッキングを穿いていたから、そう見えなくもない。

でも、私に言わせれば、
もし太っても、めーしゃんの魔性が褪せることはない。
いっそ2倍に太った めーしゃんを見てみたい。
どんな めーしゃんでも見てみたい。


さて、
メグミスト・ファイミルは、
いつから めーしゃんの魔力に取り憑かれたのか───

それはすぐ分かる。
このサインがあるからね


この時、ポコンと魔法にかかった

しゃらんら~☆






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