東京メトロの中でも指折りの通勤路線になっている千代田線は、綾瀬側と代々木上原側の両方から相手先の車両が直通して来ます。
綾瀬側から乗り入れて来るのはJR東日本のE233系2000番代。JRの通勤電車に「急行」の表示があるのは珍しいですね。
代々木上原からは小田急電鉄の4000形がやって来ます。この2つの車両、よくよく見ると意外に似てませんか実はこの小田急の4000系電車、設計や室内の機器配置がE233系に合わせられているんです。会社は違いますが、他社の路線に乗り入れて運用されるということで、乗務員の負担を少しでも減らすため、各種の取り扱いを共通化しているんですね。こういった概念は相互乗り入れを行う車両でよく見られるケースです。