今嵌まっているもの | モータージャーナリスト・中村コージンのネタ帳

モータージャーナリスト・中村コージンのネタ帳

モータージャーナリスト中村コージンが、日々乗ったクルマ、出会った人、趣味の世界を披露します。

1年の計は元旦にありとはよく言ったものだが、前回のブログから早1か月以上。約束した月2回のブログ更新は、年初から破綻した。

で、2月の1回目がもう後半である。情けない😢

さて、私が今嵌まっているものをご紹介しよう。クルマ好きは多くの場合、時計とカメラにも興味を引く人が多い。私もその一人。で、今回は時計である。

↑の3本の写真はいずれも中国製の時計である。一番右は⁇どこかの有名ブランドのあれに似ている…。はいその通り。昔の中国製だったら間違いなく王冠のマークが付いてR〇〇〇〇と書いてあった。でも今は違う。確かにデザインは瓜二つだが、今はこれをオマージュ時計というらしい。まあ、都合がいい。

昔だったら、そのオマージュだけで買っていたかもしれないが、実は買う理由が別にある。それが中身。つまりはムーブメントである。いずれも中国製の異なるムーブメントが入っている。

一番右のオマージュ品にはパールというメーカーのDG5833GMTというムーブメントが入っている。もちろんねじ込み式スクリューで、ちゃんとローカルタイム用の針もリューズで動かせる。(当たり前だが)

真ん中の時計はOLEVSというブランド。これももちろんムーブメントはオートマチックだが、ブランド名は不明。中国製の何か、である。

そして興味を持った大きな理由が下のムーブメントだ。

上海に拠を構えるシーガルというブランドのST1901というムーブメントで、これは手巻きである。手巻きだから精巧なムーブメント全体が見える。このムーブ。色々調べてみるとヴィーナス175というムーブメントをベースとしたもので、諸説あるが、中国のシーガルがこのヴィーナスからムーブメント作成治具ごと購入してそれを手を変え品を変えて色々なムーブメントに進化させているらしい。このヴィーナス175、かつてはブライトリングで使われていたものだそうである。今どきブライトリングを買おうと思ったら、とんでもないプライス。でも中国製なら気軽である。この話を教えてくれちゃった同業者の方に感謝。同時に当分この時計漁りは続きそうだ。何せ、この3本まとめても35000円。スウォッチのオメガコラボ1本と変わらない。しかも全部メカニカルムーブメントを持ち、さらにほとんど狂わないと来ている。少なくともあと二つ、興味あるムーブメントがあるのでそいつに手を出してみようと思っている。😅