模型作りが趣味である。
と言ってももっぱらスロットカーという60年代に大流行した電気で動く自動車の制作である。
そんなわけだから、実は工具などに目が行きがち。塗装のためのエアブラシにも目が行きがちである。ただ、元来の金欠病故いつも安物買いの銭失い的なところがある。
エアブラシもかつて一度挑戦したものの、安物を買ったがゆえにうまくいかなかった。それ以上に面倒くさがり屋なので、いちいちセットしたり、使用後に洗ったりという作業が苦手。でも背に腹は代えられず、再びエアブラシに挑戦することにした。
エアブラシのいいところは、まあ当たり前だが奇麗に塗れたり（腕さえよけりゃ）、室内で作業ができたりすること。このところ雨で屋外での塗装ができず、作業が進まないから購入に踏み切った。
購入したのはこいつ。
ななんと、充電式である。
だいたい、いわゆるモデラーではないので、とりあえずそこそこの性能さえあればよいし、何よりエアブラシとコンプレッサーを接続したりの手間が省ける。しかも極端な話、ホースがつながっていないので、どこでも吹ける。要は表でも良いわけだ（風さえ無けりゃ）。それに、エアブラシ本体とコンプレッサーを買うと結構なお値段になるものが、こいつだとかなりお手軽でお安い。
結果使ってみると、案外行ける。こうなると今度は塗装ブースが欲しくなるのは人情なのだが、今のところはスペースと排気の問題があって、決断できずにいる。果たしてどうなることやら。