独銀行、より多くの不良債権保有
[フランクフルト 28日 ロイター] プライスウォーターハウスクーパース(PwC)が28日発表した調査結果によると、ドイツの銀行はほかの欧州諸国の銀行よりも多くの不良債権を抱えていることが分かった。不良債権の取引市場が不活発なことが背景にあるとしている。
PwCによると、2009年末時点でドイツの銀行が抱える不良債権の額面規模は2130億ユーロ(2630億ドル)と、前年の水準から5割増加した。
一方、英国の銀行の不良債権は1550億ユーロ。前年は1070億ユーロだった。スペインの銀行は968億ユーロ(前年は754億ユーロ)、イタリアは590億ユーロ(同420億ユーロ)だった。
PwCのジェンス・ローエンバーグ氏は「欧州全体での(不良債権)増加にもかかわらず、(ドイツの)不良債権取引市場はまだ勢いを欠いている」と述べた。PwCはドイツの銀行について、政府の救済により中核的自己資本( Tier1)比率の基準を満たすことができ、資産の早期売却を迫られることがなかったと指摘した。
同氏は「今年下期には複数のクレジットポートフォリオが市場に出されると予想している」と述べた。
PwCによると、英国では年初以来、16億ユーロ相当の不良債権が売却されている。








PwCによると、2009年末時点でドイツの銀行が抱える不良債権の額面規模は2130億ユーロ(2630億ドル)と、前年の水準から5割増加した。
一方、英国の銀行の不良債権は1550億ユーロ。前年は1070億ユーロだった。スペインの銀行は968億ユーロ(前年は754億ユーロ)、イタリアは590億ユーロ(同420億ユーロ)だった。
PwCのジェンス・ローエンバーグ氏は「欧州全体での(不良債権)増加にもかかわらず、(ドイツの)不良債権取引市場はまだ勢いを欠いている」と述べた。PwCはドイツの銀行について、政府の救済により中核的自己資本( Tier1)比率の基準を満たすことができ、資産の早期売却を迫られることがなかったと指摘した。
同氏は「今年下期には複数のクレジットポートフォリオが市場に出されると予想している」と述べた。
PwCによると、英国では年初以来、16億ユーロ相当の不良債権が売却されている。
みずほFGが需給悪化懸念で150円割れ、他メガバンクにも波及
[東京 28日 ロイター] みずほフィナンシャルグループ<8411>が続落。146円の上場来安値を付けた2009年11月27日以来の一時150円割れとなった。先週の増資発表で強まった需給悪化懸念は、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>と三井住友フィナンシャルグループ<8316>の株価の下押し要因ともなっている。
寄り前の市場では「みずほFGの貸株金利は下がり始めており、増資発表前に株を借りて売る動きは一巡したようだ。外部環境も好転しショートカバーが入る」(国内証券)との見方が多かった。カナダで開いたG20では銀行課税導入の合意形成に至らなかったほか、米議会が合意した米金融改革法案が予想ほど厳しくなかったことなどが理由だ。だが、実際には同行の株価は続落、上場来安値をうかがう展開になっている。
株価の上値を重くさせているのは需給悪化懸念と収益に対する不安だ。市場筋によると「ショートカバーは入っているが、海外勢からのカラ売りや実需売りが上回っているようだ」(外資系証券トレーダー)という。
みずほの増資は09年7月に続き直近では2回目。03年の1兆円増資の余熱も冷めやらぬなかでの連続増資だけに、国内機関投資家や国内企業は「腹いっぱい」(準大手証券法人担当)だという。市場からは「3トップは辞任したが、非効率な2バンク体制は残っているほか、融資も低迷している。エクイティストーリーが描けない増資であり海外勢などの評判は悪い」(同)との声が聞かれている。
みずほFGの時価総額が増えるのにともない、機関投資家は銀行セクター内での三菱UFJと三井住友FGの比率を下げなけれなならず、こちらも株価は軟調。みずほ6.03倍、三菱UFJ28.40倍、三井住友FG14.82倍と信用倍率は3行とも高く、大量の買い残も需給悪の背景となっている。








寄り前の市場では「みずほFGの貸株金利は下がり始めており、増資発表前に株を借りて売る動きは一巡したようだ。外部環境も好転しショートカバーが入る」(国内証券)との見方が多かった。カナダで開いたG20では銀行課税導入の合意形成に至らなかったほか、米議会が合意した米金融改革法案が予想ほど厳しくなかったことなどが理由だ。だが、実際には同行の株価は続落、上場来安値をうかがう展開になっている。
株価の上値を重くさせているのは需給悪化懸念と収益に対する不安だ。市場筋によると「ショートカバーは入っているが、海外勢からのカラ売りや実需売りが上回っているようだ」(外資系証券トレーダー)という。
みずほの増資は09年7月に続き直近では2回目。03年の1兆円増資の余熱も冷めやらぬなかでの連続増資だけに、国内機関投資家や国内企業は「腹いっぱい」(準大手証券法人担当)だという。市場からは「3トップは辞任したが、非効率な2バンク体制は残っているほか、融資も低迷している。エクイティストーリーが描けない増資であり海外勢などの評判は悪い」(同)との声が聞かれている。
みずほFGの時価総額が増えるのにともない、機関投資家は銀行セクター内での三菱UFJと三井住友FGの比率を下げなけれなならず、こちらも株価は軟調。みずほ6.03倍、三菱UFJ28.40倍、三井住友FG14.82倍と信用倍率は3行とも高く、大量の買い残も需給悪の背景となっている。