神社・神道豆知識集の2回目。同じテーマの過去記事は以下を参照していただきたい。

 

神社・神道 豆知識集(1)

 

今回は以下の2本立てでお送りする。

 

・黄泉の国・根の国・底の国

・神様の性別

 

■黄泉の国・根の国・底の国

 

古事記をはじめとする日本神話には黄泉の国(よみのくに)や根の国・底の国(ねのくに・そこのくに)というのが出てくる。ちなみに根の国・底の国はワンセットで1つの世界を指す。今回はこれらが何を意味するのかについて解き明かす。

 

もちろん、これまでに正解はこの世に出ていない。私が過去記事でヒントを出していたので、わかってしまった人はいたらしいのだが、少なくとも一般には全く知られていない。

 

世の中には黄泉の国も根の国・底の国も同じ世界を指すという説がある。どちらも「地獄」のような世界という説。字面から考えて黄泉の国が天国で、根の国・底の国が地獄という説もある。根の国・底の国は文字通り地底にあるという説もある。

 

あるいは、地上のどこかに存在するという説。実際に島根県松江市の揖夜神社(いやじんじゃ)付近に黄泉比良坂(よもつひらさか)という坂が存在する。

 

現代神名帳 黄泉比良坂

 

色々な説があるのだが、全部間違いである。いつも言っていることだが、いくら古事記・日本書紀に精通しようが、歴史や考古学に精通しようが、関係ない。そんなことでは絶対に正解はわからない。全体意識からのインスピレーションと、神様と対話できること、これが必要である。

 

では解説しよう。

 

まず、一般的に古事記等に出てくる神様というのが何者であるかを復習しておく。日本神話の神様というのは高次元存在であり、ある意味においては我々と同じく人間である。高い次元にいる人間。

 

そして、さまざまな次元や星が関与しているとはいえ、その中心にあるのは、ズバリ9次元の世界である。

 

さらに言えば、シリウスとアルクトゥルスの2つの星がそのほとんどを担っており、もっと言えば人口的にシリウスの方が多いので、比率で言えば9次元のシリウス人がかなりの割合を占めているということになる。ここまでが基本知識。

 

さて、過去記事「高次元存在の分身の術」で以下のように書いた。

 

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この分身の話は、実は「アルクトゥルス人より地球人へ」という書籍に出てくる。この本は「ハトホルの書」のトム・ケニオンが書いた本で、非常に興味深いので、ディープな知識を求める方にはお奨めである。アルクトゥルス出身の神様(日本神話の神様)が何人か出てくる。誰が誰とは言えないのであるが。判る人には日本神話の「黄泉の国」の意味が判ってしまう。

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今日は「黄泉の国」の意味の正解発表である。

 

この本に出てくるアルクトゥルス人はほとんどが9次元の存在なのだが、1人だけ10次元に行ってしまったアルクトゥルス人が出てくる。わかるだろうか。その高次元存在こそがイザナミである。

 

日本神話では9次元の世界を中心として高天原が描かれているのだが、10次元にアセンションした高次元存在を神話として記述した時に「黄泉の国」というストーリーにしたのである。

 

神話というのは事実をベースとした創作ストーリー。まあ、歴史小説みたいなものとも言えるであろうか。全部が本当の話ということでもない。しかし、全部が作り話ということでもない。神話に出てくる神というのは高次元存在として実際に存在しているのは事実であるのだが、もちろん「黄泉の国」などは創作部分であり、ある意味謎解きのようなものである。

 

後の時代にわかる人だけにわかるようにという意図で記述されたもの。それを今回、私が謎解きしたのである。もちろん、この記事に書いてよいという許可が出てから書いている。

 

では、次。根の国・底の国、あるいは根之堅洲國(ねのかたすくに)。

 

「黄泉の国」が理解できれば、想像がつくだろう。正解は8次元の世界が根の国・底の国である。

 

要するに高天原の描画の中心となっている9次元の世界を基準に、上を黄泉の国、下を根の国・底の国としたのである。ご理解いただけただろうか。

 

9次元の存在が普通の8次元の生活に戻ることはできないのだが、見えない存在として8次元に降りることは可能である。または自分の分身をつくって8次元に降ろすことも可能である。

 

大祓詞(おおはらえのことば)に出てくるハヤサスラヒメは8次元におけるスサノオの分身である。ただし、古事記の話の場合には分身の話は関係なくて、見えない存在として8次元に降りたということのようである。

 

■神様の性別

 

神様は高次元存在であるから、性別がある。そして、古事記の記述を事実と照らし合わせてみると、かなり間違っている。

 

いや、これは間違っているというよりも、意図的に性別をごまかしたか、隠したのである。

 

まず、古事記の最初に出てくる別天津神(ことあまつかみ)の5柱、および神代七代(かみよななよ)の最初の2代の2柱の合計7柱の神様が性別のない独神(ひとりがみ)と記述されている。

 

もちろん、誤りである。

 

どんな高次元存在でも、その魂が生まれた時、男女ペアとして創造される。ツインソウルである。このことに例外はない。だから性別というのは存在するのである。

 

ということは、この7柱の神様については、ツインソウルのペアの相手を隠したかったのである。それは諸般の事情というか、それぞれの神様によって理由が異なる。私はそれが3パターンにわかれるということまで知っているが、後述の1つのパターンを除き、書くことができない。しかし、さまざまな理由により、ツインソウルのペアを隠したのである。

 

神代七代の第3代、初めて男女ペアで登場する2柱の神様も特殊である。

 

男性神である宇比地邇神(ウヒジニ)、女性神である須比智邇神(スヒジニ)。しかし、事実はうちの守護霊チームの宗像三女神、タギツヒメとタゴリヒメである。つまり本当はどちらも女神である。ただ、守護霊チーム紹介の記事にあるようにタギツヒメは性格が男性っぽく、男性神として生まれてきたかったと言っている。だから、神話では男性神として記述されている。

 

この2人は男女2人ずつ、合計4人の魂が同時に誕生するクアッドソウルのうちの女性2人である。一緒に誕生した男性2人はどこへいってしまったのか。

 

この男性2人は一切神話に登場しないのである。表に出てこないのである。

 

実は、日本神話等に登場したくない人というのも存在する。そのような人は本人の意思を尊重して隠されてしまうのである。そのような理由があって、ここではウヒジニ・スヒジニのペアとなったわけである。

 

ほかにも、貫前神社の紹介記事に書いたように、ある神社の御祭神が「姫神」となっているような場合、その表に出たくないタイプの高次元存在であることが考えられる。

 

神代七代の残りの4代、8柱についてはツインソウルのペアで古事記に登場する。これは事実をそのまま記述しているのである。

 

第4代は角杙神(ツノグイ)、活杙神(イクグイ)。ツノグイは智慧の神様オモイカネ、イクグイは私の守護霊であるミズハノメと同一である。

 

第5代は意富斗能地神(オオトノジ)、大斗乃辧神(オオトノベ)。オオトノジはカグツチ、オオトノベは私の守護霊チームの磐長姫と同一である。

 

第6代は淤母陀流神(オモダル)、阿夜訶志古泥神(アヤカシコネ)。アヤカシコネは私の守護霊チームの高龗神(たかおかみのかみ)と同一である。高龗神が女神であることに注意していただきたい。

 

第7代は有名な伊邪那岐神(イザナギ)、伊邪那美神(イザナミ)である。

 

ちなみに、神様の古事記での登場順というのは、実際の魂年齢の順番にかなり近い。一部で逆転している部分もあるのであるが、目安としては基本的に最初に出てくる神様ほど魂年齢が古いと思ってよい。

 

「黄泉の国」の話でイザナミが10次元にアセンションしたということだったのだが、魂年齢で言えば、私の守護霊チームの人たちの方が古いのである。つまり、イザナミは10次元の波動レベルに達したからアセンションしたのではなく、単に自由意志を行使して10次元にアセンションしたのである。

 

このアセンションのルールは過去記事「次元の構造、宇宙の構造(4)」で書いているので必要に応じて参照していただきたい。

 

神代七代の後も、神様の性別を変えている部分がある。これは先ほど書いた、ツインソウルのペアの相手を隠す3パターンの理由のうちの1つ、地上の政治的な理由による。

 

古代の瀬織津姫信仰からアマテラス信仰への切り替え(瀬織津姫隠し)や、古事記・日本書紀が竹内文書を闇に葬ったことなどと同じような政治的なお話である。ただし、高天原の視点から見れば、自作自演のストーリー。

 

こういった理由で性別を書き換えられた主な神様は、アマテラスとトヨウケである。もちろん、アマテラスは伊勢神宮内宮に、トヨウケは伊勢神宮外宮に祀られている神様である。

 

神道の世界ではこの2柱の神様は女神とされるのであるが、実際はアマテラスも男性神であるし、トヨウケも男性神である。

 

私は守護霊チームのメンバーに出会う遙か前の大昔から、アマテラスは男性神だと思っていた。神様の系譜も天皇の系譜も男系で書かれており、アマテラスのところだけ女性というのはおかしいというのが理由の1つ。もう1つが、名前に「ヒメ」が付かないこと。

 

これらは決定的な根拠ではないのかもしれないが、アマテラスはずっと男性神だと考えてきたし、それは正しかったのである。

 

トヨウケについては、神社によっては「トヨウケヒメ」などとなっている場合がある。私は本当のことを知っているから「何なんだ、これは」と思ってしまうのであるが、意図的に書き換えられたという歴史があるのは事実なので、致し方ないのかもしれない。

 

ちなみに、アマテラスとトヨウケが本当は男性神なのに無理矢理女性神として扱われた本当の理由は私も知らない。この理由もまだ正解は世の中に出てきていないそうである。

 

私もまだ謎解きできていないので、興味のある方はチャレンジしてみてはどうだろうか。

 

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過去記事はこちらからどうぞ。

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