サトウハチローの詩に「おふくろを思い出すよじゃ半人前」と言うのがあります。

おふくろを思いだすよじゃ半人前

さらりと忘れりゃ  一人前

とはいうものの   ふところで

ドスを握って   タンカを切る

その声の中に   おふくろがいる

悲しや   やっぱり   おふくろがいる


☆子供達にとってはやはりおふくろなんですよね。父親は?


太平洋上から上る朝日を見ながらラジオ体操をしています。

今日は「三手の読み」と「三ずの言」将棋の原田8段より。

「三手の読み」というのは、こうやる→こうくる→そこでこう指す。三手先を考えて次の一手を指しなさいということです。

もっとも大切な事は二手目の相手の考えです。相手の立場に立って考えて、三手目を決めて、次の一手を指すべきです。

「三ずの言」とは「あせらず」「おそれず」「喜びすぎず」の三つの戒めの言葉です。

人生に大切な事ですよね~。




私の家の近くに新しい家が建設中だ。

御主人は数年前に亡くなり、奥さんが一人暮らしをして居られたが、高齢のため娘さんに引き取られたらしい。売却されて新しい家主さんになる。

少し長くなるが「方丈記」を抜粋すると「昔しありし家は稀なり。或いは去年焼けて今年作れり。或いは大家亡びて小家となる。住む人もこれに同じ。………朝に死に、夕に生るるならひ、ただ水の泡にぞ似たりける」

本当にそうだと思う。生者必滅は世の習いである。だからこそ、この一瞬を悔いのないように生きなければならないと思う。