新家建設中私の家の近くに新しい家が建設中だ。御主人は数年前に亡くなり、奥さんが一人暮らしをして居られたが、高齢のため娘さんに引き取られたらしい。売却されて新しい家主さんになる。少し長くなるが「方丈記」を抜粋すると「昔しありし家は稀なり。或いは去年焼けて今年作れり。或いは大家亡びて小家となる。住む人もこれに同じ。………朝に死に、夕に生るるならひ、ただ水の泡にぞ似たりける」本当にそうだと思う。生者必滅は世の習いである。だからこそ、この一瞬を悔いのないように生きなければならないと思う。