関ヶ原
幼くして秀吉に才を認められ秀吉の小姓となった石田三成
成長した三成は自分の石高の半分をもって
猛将として名を馳せた島左近を家来に乞う
伊賀忍び・初芽も、“犬”として三成に仕える
秀吉が衰え天下取りの野望を抱く家康は
秀吉の不興を買った小早川秀秋や他の秀吉恩顧の武将たちに
言葉巧みに取り入っていく
1598年8月、秀吉逝去続いて大老・前田利家も亡くなると
朝鮮出兵時から三成に恨みを持つ
福島正則、加藤清正ら秀吉子飼いの七人党が
三成の屋敷を襲撃する
三成は家康の屋敷に逃げ込み難を逃れるが
このことで佐和山城に蟄居
家康の影響力が増していく
1600年6月、家康が上杉討伐に向かうと上杉家の直江兼続と家康の挟み撃ちを図っていた三成は
盟友・大谷刑部らを引き込み
毛利輝元を総大将に立て挙兵
三成の西軍、家康の東軍が、覇権をかけて動き出す
1600年9月15日決戦の地は関ヶ原
三成は、いかに家康と戦うのか
そして、初芽との、密やかな“愛”の行方は
権謀渦巻く中、「愛」と「正義」を貫き通す“純粋すぎる武将”三成
と野望に燃える家康の戦いが今、幕を開ける
結果はわかってますからね後はいかに話を持っていくか
歴史好きとしては興味はありましたが
不安のネタは原作司馬遼太郎
(当然のごとく読んでいません
)。でやはり司馬史観でございます
要は三成を義を貫く正義の武将みたいになるんでしょうが昭和ならいざ知らず
今の時代正義は人の数だけあるわけで
アメリカやISとかの正義の押し付けが戦争を起こしている
と考えれば関ケ原が起きたのも三成の独りよがり
純粋すぎるとか言えば聞こえはいいのかもしれませんが
見方によっては嫌な奴
義理を通すといっても義理よりも秀吉への忠誠の方が上
それだったら娘婿真田信之
への義理のために主君家康と一戦も辞さず
と言ってのけた本田忠勝の方が上
加えて初芽のエピソードもなんだかよくわかりませんでした家康本陣のエピソードは近習の旗指物を切った
という話を生かしたものと思います
影武者徳川家康でもありましたね
後は「宰相殿(吉川広家)の空弁当」も欲しかったかな
合戦シーンもごちゃごちゃしすぎた感じで見づらいのが本音でした年取ったからか動きが激しいのはどうも
局所的な話が多いので全体がわかりにくいですしね
全体図でも出してくれればよかったかも