朝起きて、窓を開けたら、雨がまだしとしとと降っていました。今日は端午節の連休が終わったはじめての出勤日なので、朝のラッシュアワーが大変でくたびれました。ラジオの天気予報によると、今年の上海は67日から梅雨に入ったとのことでした。梅雨は大体6月中旬から7月上旬までです。でも、地域やその年の気候によって違うそうです。

梅雨といえば、うっとうしい、憂うつなどの印象が多いでしょう。雨だけじゃなくて、カビや食中毒などが起こりやすいので、悪いイメージを人に与えるばかりです。でも、もし、考え方を変えると五月雨といえば、皆さんは雨に対してどんなイメージを持っていますか。今日も1日もっと楽しく過ごすために、朝家を出かける時、じめじめとした梅雨の時期ですが気分を一掃して、元気に出勤しましょう。


日は端午節です。今年から中国ではじめて国の休日の日になりました。端午節にチマキを食べるという風習があるので、昨日うちのお母さんは塩味と甘い味のチマキを作りました。上海の各スーバーでもたくさんチマキを売っていますが、何となくやっぱりお母さん作ったチマキが食べたかったです。チマキを包む葉は川の中の水辺植物蘆といいます、もち米と蘆の葉を一緒に煮るとき、葉の香りがしっかりもち米の中にしみます、このチマキは鍋の中で一夜蓋をしておいてから次の日に食べるとすごくおいしいです。チマキは中国で下記のようなお話があります。

端午節は戦国時代の愛国主義の詩人屈原の命日です。屈原は楚の国の大臣でしたが、ある時、楚の国の王の前で秦の国の主張に抵抗し、団結するよう述べた為、口の上手な家来の誹謗と迫害に遭い、追放されてしまいました。屈原が追放されている間に秦に攻められ楚の国が滅びてしまい、これを聞いた屈原は嘆き悲しみ、汨羅江に投身自殺してしまいました。これを知った農民達は、舟を競い捜しましたが屈原は見つからず、川に舟を出した太鼓を打って魚を脅したり、チマキを川に入れるとこによって遺体が魚に食べられないようにしました。それから、端午節にチマキを食べるという風習になりました。


夏になるとやっぱり果物が一番いいものだ!私住んでいるいる所、上海南匯区で栽培される8424西瓜は甘くて、種が少ないという定評を得ています。どうして8424と呼びますか?それが1984年2月4日育成した品種なのです。8424西瓜は一つの土地で毎年連続して栽培することができないので、一つの土地を1年西瓜に使った後、2年間は別のものの栽培に使います。つまり、同じ土地では3年に1回しか獲れない貴重な西瓜!市場に出荷するのは少ないです、主にホテル、企業などに売ります。そして、8月末に南匯の桃(玉露桃、水蜜桃)も出回る季節です、9月中旬の黄桃も。