養殖漁業から考える日照時間と針子の成長速度 | ezomedakaのブログ

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日照時間と針子の成長速度

今回は日照時間と針子の成長速度について解説していきます。盛夏のころと比べどうしても針子の成長速度が低下していくこれからの季節、原因は水温の低下もありますが、日照時間の減少によるものも大きいです。日照時間が減少するということは日中餌を食べる時間が短くなるということで、これが針子の成長と大きくかかわってきます。メダカのライフサイクルは日照時間と水温に支配されています。日照時間が少なくなることによってさまざまな影響を受けるのです。

 

過去の針子の成長を促進させる投稿についても併せてご覧ください。

 

養殖漁業では最適な照明点灯時間は18時間

太陽のイラスト(赤)

鹿児島県の水産課の研究によりますと魚を最も成長させる照明の点灯時間は18時間ということです。

これは、14時間、18時間、24時間の3パターンの実験を行い導き出された結論で、餌を食べる量にも大きくかかわってきています。

18時間照明が一番餌をよく食べ、成長を促進させるという結果になったのです。

これは、メダカの飼育にも大きくかかわってきて、特に針子などこれからの越冬を見据えた時期に、早急に大きく育てていかなければいけないメダカにも応用できます。

つまり、日照時間が短いなら、針子を屋内に入れて照明によって日照時間を管理すればよいのです。

 

メダカに合った照明とは

LEDポイのイラスト

メダカに使用する照明は一般的に観賞魚に使用するものがベストですが、白色のLEDでも問題ありません。

太陽の光は赤や青、白などの波長が組み合わさっています。自然の太陽に一番近づけるためにはこういった理由から観賞魚用の水草を育てられるような照明がベストですが、メダカは表層を泳ぐ魚なので基本的にメダカは白色の光の照明でも大丈夫です。

逆に青色のみのLEDライトなどは、メダカにとって認識しずらい光の波長なので避けてください。

タイマー機能や照明時間が設定できるものがあれば便利で、手間もかかりにくいのでおすすめです。

 

給餌の間隔は3時間~4時間に1回

ペットの魚に餌を上げる人のイラスト(男性)

18時間照明飼育の肝は給餌間隔です。点灯時間内の3時間から4時間に一回の給餌を毎日繰り返してください。これが最適な給餌間隔で針子の成長を劇的に促進させます。

3時間から4時間に一度の給餌が、都合上無理な方はクロレラなどのグリーンウォーターでゾウリムシやPSBなどの針子が食べられる活餌をできるだけこまめに与えてください。

 

ゾウリムシの培養方法についてはこちらの投稿を参考にしてください。

 

これからの季節、針子の成長速度は大きな課題

「課題」のイラスト文字

メダカたちを無事に越冬させるためには、これからの季節、針子を急成長させなければなりません。

気温も日照時間もどんどん落ちてきます。

針子を屋内に入れて必要があれば加温し、照明時間も調節してあげることは、これから生まれてくる針子のためには必要なことです。

こちらの記事もぜひ参考にしてください。

逆に、今回紹介した方法であれば地域にもよりますが、10月に採卵したものだって冬を越せます。

メダカの飼育は奥が深いです。いろいろ試して元気なメダカを育ててみてください。

今回はここまで!!

 

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