戦隊のアクションを担当しているのは2000年に入ってからのレッドのスーツアクターだった福沢博文アクション監督。この人のアクションのつけかた、大好きなんだよ。技の多様さといい道具の使い方の妙といい、特に大人数でアクションさせるのが上手い。ルパンレンジャーVSパトレンジャーの最終回、敵味方入り乱れてのアクションは素晴らしかった。杉原監督がまたうまいしね。二人が組むと最強!
以下、当時の日記
くぅちゃん、プリンや、シュウ君、お前達の大事な娘さんは文化祭が終わって今、灰になってるよ。
う~ん、勉強モードに入ってもらわないと困るんだが。
代休の今日もグダグダしている…
そしてだ、日曜日、バタバタしていて見られなかったジュウオウジャー、さっき見たとこなんだけどね、見たとこなんだけどね!!
六人目の戦士、めっちゃカッコいいじゃねーのーーー!!
いや、人間がイケメンとかいう意味じゃない。
まだ出てきてないし。
お母さんはまだ特撮がイケメン養成所になる前からのファンなので、イケメン大好きではあるが基本、変身してからのアクションに重きを置いているわけだし。
でだな、出ましたよ、六人目。
いつものごとく悪役からのスタートだ。
なかば伝統だよね。新しい戦士がまず敵役で出てきてムチャクチャ強くて、最初負けてるけど挽回してそのうち洗脳が解けたり騙されてたことがわかったりで正義の味方になっちゃうパターン、もうね、テッパンですけど、それがいいんだよそれが。
でだな、今回出てきたジュウオウジャーの新しい戦士、名前は「ザ ワールド」
思わずジョジョ三期のDIO様のお声で、子安声で「ザ ワールド」って叫んじゃいそうだよね。
時が止まるよね。
おかげで花京院典明君が殺されてしまったけど…良い子だったのに、親孝行な子だったのに、ご両親様の嘆きはいかほどか…
いやまぁ、そりゃ置いといてだ
ジュウオウジャーのザ ワールド
ご多分に漏れず滅茶苦茶強い。
この人だ
ワニとサイとオオカミの3つの力を同時に操れるザ ワールドは悪の親玉、ジニス様お手製の戦士だ。
前回、後ろ姿で「適応者」として若造がとっつかまってて、悲鳴あげたからな。後々このネタで正義に寝返るに違いあるまい。
変身アイテムはほぼ見た目懐中電灯
これだ
画像はすでにこれを購入なされた方のアップされていた物をお借りしました。
ジュウオウザライトと言うらしい。
もうね、懐中電灯だよね。
とーこーろーがーっ、この扱いがそらもうカッコいい。
このライトを持ってお尻部分をね、膝蹴りのように上げた足のね、膝内側でトーン、って押してオオカミからサイに変わったりワニに変わったりするんだが
その軽快さたるや、なにもう、鼻血モンなんですけど。
ヒーロー的黄金角度、下方斜め45度からの映像ですよ
その角度で軽やかにトーン、と懐中電灯を切り替える。
なんつーかね、今回のアクションの足さばきの軽やかさったら。
この方の基本の武器は釣り竿です。
ぶっちゃけ、んなもんがかっこよくなるのかと…
ぎゃ~~、マジでカッコイイんですが~~~
なに、釣り竿ってこんなに華麗になるの?
釣り糸操って正義の味方、翻弄されっぱなし。
まさに、テラフォーマーズの主人公、膝丸灯君の第二の能力、カマキリのカマと第一の能力、蛾の糸を組み合わせて上空の敵戦艦に一矢報いた時のような華麗さだよ!!
ほら、釣り竿だ
んでもってですね、この釣り竿、銃にもなる。
とんでもないスピードで動くザワールド様がだな(すでに様づけ)釣り竿をショットガンの形に
おもちゃだけど、こういう形になる
これでねー、遠くからガンガン撃って相手を翻弄するだけなら普通。
違う、ザワールドはひと味も二味も違う。
ターゲットの前に高速移動して至近距離でガツンとぶっぱなす。
これにアムとセラ、二人の女の子はやられちゃいましたね。
容赦ねーのな、ザワールド
この、ターゲットの目の前に突然現れてぶちかますってのはジョジョ三期のDIO様も同じようなことなさってましたね、怖いよね、一番怖いタイプの敵だよね
んでもってこの銃はさらに棒術の棒に変化する。
仮面ライダークーガの青いバージョンの武器でしたね、棒で戦うの。
今までのヒーローで棒術使った連中も何人かいたよね。
ただ、今までと決定的に違うのは
足を使う。足首からつま先にいたる途中のね、丁度土踏まずの上側面、けつじょう骨の内側にあたる部分、あそこでね、棒をポーンって跳ね上げるわけだ。
華麗!
軽やか!!
けつじょう骨はたくさんの小さな骨が集まった部分で強いんだよね。
空手やってる時、先生から、回し蹴りのときに当てる部分って指導されてたとこで、衝撃に強いからこっちが怪我しないところ。
もちろん、かかとが一番強いから後ろ蹴りや横蹴り、かかと落としの時はかかとを使うんだけど、で、前蹴りする時は指をそらしてその下部分で蹴るんだけど、回し蹴りは勢いすごいから内側のそこを使う。
でないとこっちの骨が折れるんだよね。
あそこ使ってね、ポーンって棒をはねあげちゃ両手で操って敵(正義の味方)を倒しちゃう。
レオとタスクの男二人を引き倒してその体に棒を渡し、中間地点をガツンって足で踏んでその衝撃でたおしちゃった。
主人公のヤマト君はとっくに釣り糸でふっとばされちゃってるし。
最後は五人まとめてぶちのめしちゃったね
ザワールドの背後、どっかんどっかん火薬爆発して、最後の大爆発、炎を背景にゆったりと歩くザワールド、超~カッコいいんですけど!!
いやいやいや、正義の味方倒されて喜んでるわけではけっして
いずれこのかた、仲間になりますし
なにより、こういう強敵を倒すために五人のジュウオウジャーはバージョンアップせねばならん。
武器もロボットもだ。
バンダイさんが夏の商戦を前に一斉に仕掛けてくるのはいつものことだ。
いや~、でもアクションの撮り方、相変わらず上手いね~
竹本監督、戦隊のベテランだもんね。
ゾウさんの力を持つタスク君が地割れおこして相手倒したかなって思わせといて、土埃のなかから悠然と現れるザワールドの存在感たるや!
コアなファンなら中のスーツアクターさん情報を持っているはず。
特撮を子供番組だと侮っている連中にはわかるまい。
採石場や路地裏、ショッピングセンターで戦う怪人とヒーローのアクションをそれらしく見せるってもの凄く難しいことなんだよね。
一度、円谷プロが等身大ヒーローアクション物に挑戦したことがあるんだけど、ミニチュアや宇宙のセットの中でウルトラマンと怪獣の巨体アクションにはなれていても、人間と同じ大きさのアクションに彼らは慣れていなかった。
結果どうなったか。
路地裏で安っぽいビニールの服着たあんちゃん達がノタノタ打ち合っているようにしかみえなかった…
難しいんだよ。
なまじ日常の風景の中でアクションするから、ヒーローなんだってかっこよく見せるのってものすごいテクニックがいるんだよ。
その点、竹本監督とか安定だよね
そういえば監督に目がいくようになったのは長石多可男監督のものでハッとするシーンが多かったからかな。
とにかくヒーローがかっこよかった。
遠くから広範囲に撮った絵に凄いのが多かった気がする。
うわ、かっこいい、そううならせるような凄い絵がたくさんあった記憶が。
忙しくて追っかけてないけど、長石多可男監督、どうしてらっしゃるんだろう。
もそっと余裕があったら色々検索して特撮の制作事情とか裏話とか読めるんだろうけど、ネットの海に漕ぎだしている時間はねぇ。一日潰れるわ。
誰か教えてくれ(他力本願)
情報集めないまま感想を吠えているだけなのはいつものことだ~
とりあえずジュウオウジャー、これからの展開が楽しみだ~~
そして、やはり井上声で見下されてみたい
「下等生物どもが」
ぎゃ~~、ジニス様らぶ
これだけど…
下等生物どもが、我に仕えよ
何故か今日、お外遊びから早々に帰って来たむぅむぅ、プルプル震えてたけどなんの怖いことがあった?