亡くした子達のことはいつまでも忘れないものなんだよねぇ…
以下、当時の日記
くぅちゃん、いつまでたってもくぅちゃんの月命日だけはやっぱり数えちゃうよ。
プリンや、シュウや、お前達の月命日もね、あぁ、月命日だなぁとは思うんだけど、それよりも誕生日の方を祝おうッて思うんだよ。
だけどね、くぅちゃんは突然いなくなっちゃったからかなぁ。
プリンもシュウもずっと看病していたから、そしてもう助からないってわかっていたから、月命日は体が楽になった日なのかなっていう気持ちもあるんだけど、くぅちゃん、お前はホントに突然だったからね。
くぅちゃん、一番若かったくぅちゃんが一番先に逝ってしまったねぇ。
お母さんはね、いまもはっきりと思い出せるよ。
くぅちゃんはお母さんの顔みて、あ、お母さんだって顔して、嬉しそうな顔してたから、でもそのまま逝ってしまったね。
くぅちゃんの嬉しそうな顔をお母さんはいつも思い出すなぁ。
くぅちゃん、もうちょっとオヤツあげとけばよかったねぇ。
いま、お骨の前にカリカリとおやつとお水、供えているけど、ちゃんと食べてる？
プリンや、シュウや、お前達もちゃんとお食べよ。
今でもね、なんだか現実じゃないような気がしたりしてね。
お前達がいなくなったなんて信じられない時があるんだよ。
二階の娘さんの部屋にいけばプリン、お前が顔をあげてこっちを見るんじゃないかなとか。
買い物にでる度、畑の隅っこからシュウ君がニァオンって顔だすんじゃないかとか。
自転車小屋の屋根にくぅちゃんがのってるんじゃないかとか。
ホントにね、くぅちゃんがむぅむぅとくれなかったら今頃どうなってたやらって思うよ。
二代目くぅちゃんみたいにむぅむぅは狩りが得意でね、そうだ、むぅむぅはね、くぅちゃんと同じドジやったんだよ？
側溝に入り込んでニャーニャーないて、お母さんが救出したんだよ。
ホントにね、お前達はやんちゃで困る。
なんでだろうねぇ。
お前達の前にも猫はいたんだけれど、お前達はどうしてここまで特別なのかね。
たぶんね、猫がいたっていっても実家だからいつも一緒にいたわけじゃなかったからかな。
ピーは十一歳で逝ってしまったけど、ピーは野良猫がうちに置いていった猫だったんだよ。
ピーのこともとても大事で、お前達の写真と一緒に飾っているけど、お前達が特別だったのは子供達と一緒にお前達を育てたからなのかもね。
くぅちゃんなんてまだオッパイ飲む時期なのにポイされてたもんね。
まいったねぇ。
ふとした時にやっぱり思い出しては涙が出るよ。
困ったもんだね。
お前達がいなくなって、お母さんはなんだか置いてけぼりくらったみたいだ。
きっとね、お母さんがそっちに行くまで、お前達のことを思い出してはメソっとなっちゃうんだろうね。
お前達、お前達はちゃんとお母さんを迎えにこなきゃダメだよ？
お母さんはね、お前達に会えるのを楽しみにしているんだから。
また会えるって信じてるからやってけるんだからね。
あのね、くぅちゃん、も一つ困ったことがあるよ。
お前が逝ってしまったあの時期ね、お母さんはイエスの『こわれもの』ってアルバムばっかりきいていたもんだから、お前が虹の橋渡ってからどうしても聞くことができなくなっちゃっててね
でもやっぱり好きなアルバムだからこないだ車に突っ込んでみたんだ。
ラウンドアバウト、流れた途端、やっぱり涙出てきてね。
いかん、ラウンドアバウトはジョジョ一期のエンディングでもあるんだよ？
もーさ、お母さんどーすればいい。
ジョジョ一期みてエンディングになったら涙ぐんでたりしたらもう危ない人だよ。
https://www.youtube.com/watch?v=-Tdu4uKSZ3M
でもいい曲だよね。
もうね、お母さんのお葬式はこの曲だよ。
でもきっと友達はいうね。
アイツ、ジョジョ好きだったからこの曲かよ～、みたいに。
ちゃうって。くぅちゃんと一緒がいいの！
プリン、シュウ君、お前達もしっかとお母さんのそばにいるように。
でないと凹むからさ