何かがおかしい...余りにも多すぎる死亡者 | 黒人夫とのアメリカ生活30年

黒人夫とのアメリカ生活30年

黒人夫との約30年のアメリカ生活で体験した、黒人差別問題など、ありのまま綴っていきたいと思います。より良い未来を願って⭐️

以前から不思議に思っていたのだが、


夫の知り合いや故郷に住む人達は、


次々に死んでいくという事実。

今日も

夫「君は、僕の知り合いのSさんの事、覚えているかい? 彼女の息子さんが、今日、自殺した。」

私「えっ? どうやって?」

夫「銃で」

と言っていた。

昨日は、

夫「叔母さんが、今日亡くなった」

私「えっ? どうして? 病気?」

夫「新型コロナウィルスで、2週間前から、呼吸器をつけていたらしい」


と言っていた。


一昨日は、


夫「親戚の男の子が、病気で亡くなった」


と言っていた。


先週は、故郷に住む知り合いが、コロナで亡くなったって言ってたし、、、


私の周りで、誰か身近な人が亡くなるという事は、本当に数える程なので、最初の頃は、本当に驚いていたが、毎週のように聞いていると、なんだか麻痺してくるから恐い。


ノースカロライナに住んでいた30年近く前、私も会った事がある黒人男性が、自殺した時は、本当に驚いた。


夫とも親しかった彼は、夫に


”自分は自殺する”


というような事を、ほのめかしてしたようで、夫は彼に、その時は連絡するように頼んだそうだが、彼は


「いや、連絡はしないと思う。」


と言い、その数日後に銃で自殺した。


又、誰々が逮捕されたとか、無実なのに刑務所に入っているという話しも、夫からよく聞き、私の知り合いで警察のお世話になった人を知らない私は、これにも驚いていた。


それも、夫は母親や兄弟と、そういう話しを普通にしている。


それ程、そういう人達が、周りに沢山いるという事だ。


夫のお兄さんは、地元の選挙にも出馬した事がある建築会社の社長さんで、一番上のお兄さんは、地元で初の黒人警察官。


決して、悪い家庭環境ではなく、経済的にも豊かだった夫の実家。


それでも、日常的に、自殺者や刑務所に入っている知り合いが多いのは、何故だろう、、、とずっと不思議だったが、最近、黒人差別問題の事実を知っていくうちに、それが原因なんだろうと思う事が多々ある。


夫が先週話していた、知り合いの女性を殺害したとして、もう20年近く刑務所に入っている黒人男性の知人は、夫が言うには、本当の犯人は、他の知人の白人男性だと思うと言っていた。


何はともあれ、なんだか、そういう現実をどうする事もできず、諦めに近い現実の出来事を聞いていると、なんだろう、、、ただただ悔しい、、、


余りにも多すぎる自殺者、、、

余りにも多すぎる犯罪者にさせられた無罪者、、、


同じアメリカなのに、なんで、黒人のアメリカは、こんなに残酷なんだろう、、、




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