人種差別を許さない •レストラン篇• | 黒人夫とのアメリカ生活30年

黒人夫とのアメリカ生活30年

黒人夫との約30年のアメリカ生活で体験した、黒人差別問題など、ありのまま綴っていきたいと思います。より良い未来を願って⭐️

先日のニュースで、レストランで、お誕生日のお祝いに、食事をしていた、このアジア系の人達に対して、


この白人男性が、人種差別的な言葉で、彼らに叫んでおり、



それを見てきたウェイトレスが、この男性に向かって「でていけー!」と叫んでいる動画が流れていた。

この白人男性は、どこかの社長さんだそうで、後日、自分の言動に謝罪の文面をだしていたが、このウェイトレスに言わせると、

「いかにも、人種差別主義者が、自分の行為がバレて、とりあえず、謝罪してとりつくってるだけっていう、典型的なパターンで、全然誠意を感じない。」

と言っていたが、私も、その通りだなと思った。

ちなみに、この話を聞いた人々が、彼女のこのヒーロー的行動に感動して、彼女の為のファンドレージングサイトを作ったようで、既に彼女の為に、

$17,191(約170万円)

のドーネーションがあったとの事。


そう言えば、マスクをしてない白人女性へのサービスを断り、彼女から叫ばれても、頑としてポリシーを守った、この青年。


この女性、フェイスブックで、この青年の写真を載せて

「私がマスクをしていないからって、サービスを断ったこの青年、スターバックスのレーネン。今度は、警察官を呼ぶわ。」

と不満を投稿したところ、この投稿をみた人達から、逆に、彼の献身的な態度へ

$100,000(一千万円)

以上のチップが集まったというから驚きだ。


アメリカのお金持ちは、半端じゃないというが、この国は、こういうところは、懐が深いなーとつくづく思う。

(追伸: ちなみに、今入ってきたニュースによると、この女性、スタバの青年の為に集まった一千万円の半分をもらう権利があると言っているらしい、、、どこまで、常識がないんだろう、と呆れてしまう。)

歴史根深い、黒人差別問題とはレベルが違う(黒人は、車を運転しているだけで、警察に止められる事が多々あるが、アジア人はそんな事ないので)が、コロナの影響もあり、最近、アジア人に対しての、このような差別が増えているのは、とても残念な事だ。

ただ、携帯で、すぐ動画撮影できる今、すぐに証拠を残せ、周りも許さないという、世の中の傾向には、希望が持てる。










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