黒人との混血は、皆んな黒人? | 黒人夫とのアメリカ生活30年

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黒人夫との約30年のアメリカ生活で体験した、黒人差別問題など、ありのまま綴っていきたいと思います。より良い未来を願って⭐️

ところで、いつも疑問に思うのは、何故黒人との混血は、人種に”Black(黒人)”とかかれるのかということだ。

どんな人種でも、黒人の血が入ると、黒人と記されるのは、何故なのか…
 
白人と黒人の混血は黒人…
アジア人と黒人の混血も黒人…
メキシコ人と黒人の混血も黒人…

なんか、おかしくないか。
こんなんだったら、黒人だらけになってしまう。

我が家の子供達も、人種(Race)には黒人(Black)と書かれてしまうのだろうけど、日本人の血も混じっているのに、なんか、とっても複雑である。



私は別に、子供達が黒人と言われることを、嫌っている訳ではなく、黒人の血が混ざっていれば、自動的に黒人となってしまう、この制度に疑問を感じるのだが、そう感じている人は、少なくない気がする。

これも、人種差別の一種だと感じるのは、私だけだろうか… 

(この後、やはり人種差別が原因だったと分かる↓)


ちやみに、黒人との結婚を、親に大反対されていた人達も、子供ができた事で、やはり孫は可愛いのか、親も認めてくれるようになった、という話はよく聞く。

今回、デモに色んな人種の人達が参加した一因として、きっと、その人達の身近(友達、親戚、同僚など)に、黒人の人達がいて、他人事じゃないと思った人達が、多かった気がする。 
 
白人至上主義者達も、もし自分の子供が黒人と結婚し、孫ができたら、考えが変わるのだろうか

白人至上主義者とイスラム教徒が、個人的に話してみて、同じ芸能人が好きだと判明し、仲良くなったという話を聞いた。

人種差別をなくすには、まず、相手個人を知り話して、お互い理解し合う事から、始まるような気がする。

先日頂いた、私のブログに対してのコメントで

“特別、行動で差別をしていなくても、やっぱり私もどこかで差別をしているとブログ拝見して感じました…。自分のこう言った感情は、相手のことを知らないからだと思うので、もっとたくさん黒人の方(だけではなく、世界中の方)と話して、ほんとにお互いを知っていくことって大切だなと思いました。”

と書いてあり、一人でもそう思ってくれた人がいるという事実に、ブログを始めた甲斐があったと思い、胸が熱くなり、自然と涙が溢れていた。(最近、涙もろい私…)

1人の考えが変わるだけで、世界を変える事はできないが、でも、世界平和は、1人1人の認識の改善から始まるような気がする。





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