映画”83 Days”-電気処刑された’無実’の14歳黒人少年 | 黒人夫とのアメリカ生活30年

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黒人夫との約30年のアメリカ生活で体験した、黒人差別問題など、ありのまま綴っていきたいと思います。より良い未来を願って⭐️


あなたは、米国で死刑を宣告された、最も若い黒人少年、ジョージ・スティニーを知っているだろうか。

私は、娘がインスタに載せてたのを見て、初めて知ったのだが、この話を思い出すたびに、泣きそうになる。 


電気椅子で処刑されたとき、彼はわずか14歳だった。 


裁判の間、彼は常に、自分の無実を主張し、聖書を手に持っていた。 


彼は2人の白人の女の子、11歳のベティと7歳のメアリーを殺した、として告発された。 


遺体は、彼が両親と一緒に住んでいた、少年の家の近くで見つかった。 


当時、陪審員は全員白人だった。


裁判は、2時間だけ続き、判決は、たった10分後に口述された。


少年の両親は脅迫され、法廷にいることを妨げられ、その後その都市から追放された。 


死刑が執行される前に、ジョージは両親に会うことができずに、81日間刑務所に入れられたが、彼は自分の街から80マイル離れた独房に、監禁された。 


彼は頭の中で5380ボルトで、感電死した。



70年後の2014年に、彼の無実が、サウスカロライナの裁判官によって、ようやく証明された。


少年は無実だった。


誰かが黒人のせいにした。

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この実話は、30分ほどの短編映画として、一昨年作られ、現在、下記より無料で観ることができる。


https://www.omnisplayer.com/artists/83-days/83-days-film/


この実話を聞いた友人が

”本当に、ありえないですよね。
どんな思いだったか、想像も出来ないです。
今でも無実を訴えてる人、無実なのに20年以上も刑務所にいた黒人とか、沢山いますよね。無実が立証されて釈放されることを願ってます。”

と言っていた。

本当に、その通りだ。

この様な事が、今後、二度と、起こらない事を、心から願う。





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