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ご自身の度数のデータを正確に知ろう 視力は案外あてにならない などでもお伝えした屈折度数。


かなり重要で、見え方の基準にするときに視力よりも屈折度数の方が遥かに測定基準として優れているのです。


この『屈折度数』を知ると近視や視力の理解が格段に深まります。


そこで今回は『屈折度数』の見方についてご説明致します。



実はシンプルな計算式が成り立つのです。

(分数と正負の概念が分かれば理解出来ます。)


(無調節の焦点距離)〔m〕=(-1)÷(屈折度数)〔D〕 ・・・(A)


または


(屈折度数)〔D〕=(-1)÷(無調節の焦点距離)〔m〕 ・・・(B)


分かりやすく分数で置き換えると


(無調節の焦点距離)〔m〕=(-1)/(屈折度数)〔D〕 ・・・(A´)


または


(屈折度数)〔D〕=(-1)/(無調節の焦点距離)〔m〕 ・・・(B´)


となります。



ここで単位の説明をします。


〔D〕は『ディオプター』と読み『屈折度数』のこと。

〔m〕は『メートル』のことで焦点距離。身長が1m60cmなどというときに使うメートルのこと。

-はマイナスの符号。

/は分数を表し、1÷2=1/2=2分の1 となります。



まず『正視』と言って所謂『眼の良い』状態のとき、この『屈折度数』は±0〔D〕となります。

このとき、眼のピント状態は無調節(その眼の状態で最も遠くに焦点が合う状態)で無限遠方・∞を見ています。



実際に計算式に入れてみましょう。

※(B)の計算式に代入します。


正視の場合は無調節の焦点距離は無限遠方なので∞を代入します。


(屈折度数)〔D〕=(-1)÷(無調節の焦点距離)〔m〕 


(屈折度数)〔D〕=(-1)÷∞〔m〕=(±0)〔D〕

 


となるので成り立ちます。


次に『近視』の場合です。

『近視』の場合は『屈折度数』は『-』(マイナス)で表します。


眼鏡やコンタクトの度数表記に

『S-4.00』などど書かれていますよね?

(SはSpherical diopter power の略称で和訳すると『球面度数』です。)

これは『レンズの屈折度数』を表すのですが、そもそもレンズの屈折度数の決定は『眼の屈折度数』を元に決まります。

理由は割愛しますが、殆どの場合は『眼の屈折度数』>『レンズの屈折度数』です。


ここでは簡単にするため、『眼の屈折状態』を『S-4.00』とします。

このとき、『無調節の焦点距離』はどのくらいなのか?

(A)の計算式に代入してみます。


(無調節の焦点距離)〔m〕=(-1)÷(屈折度数)〔D〕


(無調節の焦点距離)〔m〕=(-1)÷(-4)〔D〕=0.25〔m〕


となり、無調節状態での焦点距離は0.25〔m〕=25〔cm〕と分かります。


つまり、『S-4.00』の眼の状態だと、この方が裸眼で最も濃くクッキリ見える距離は眼前25cmということになります。

それ以上の距離は眼鏡・コンタクトを使用した方が網膜(=眼のスクリーン)にキレイに焦点を結ぶわけです。


最後に『遠視』の場合です。

これは少し難しいです。

『遠視』の場合『屈折度数』は『+』(プラス)で表します。


同様に『S+4.00』の眼の状態だとします。


このとき、『無調節の焦点距離』はどのくらいなのか?

(A)の計算式に代入してみます。


(無調節の焦点距離)〔m〕=(-1)÷(屈折度数)〔D〕


(無調節の焦点距離)〔m〕=(-1)÷(+4)〔D〕=-0.25〔m〕


となります・・・ん???


焦点距離がマイナス???



とこれだけだと意味不明ですね(笑)。


ここで光学的に正視・近視・遠視を説明します。


正視は網膜にキレイにピントが合っている状態ですが、近視は網膜の手前に合っている状態です。

ところが遠視は網膜の奥側にピントが合っているのです。


正視のときはキレイに合っているピントでも、近視や遠視だとピントがズレている状態になっています。

このようにピントがズレた状態でも、ヒトの眼には『調節力』と言って、ズレているピントをきちんと合わせる力を持っています。


但し、このピントのズレを補正する方向は網膜の奥側から手前側になります。

簡単に言うと、遠視の眼の方が眼の『調節力』を働かせて正視の状態に擬似的になることは可能です。


つまり、遠視の方は『調節力』という力を頑張って使って、正視の方と同じ屈折状態に持っていくことが出来ます。


では、どのくらいの力(=調節力)を使えば良いのか?


先程の式である


(無調節の焦点距離)〔m〕=(-1)÷(+4)〔D〕=-0.25〔m〕


がヒントになるのです。


実はこの『調節力』も単位は『屈折度数』と同じ〔D〕となり『ディオプター』で表すことが出来ます。

そのため、前述した(B)の式を応用することが出来ます。

このとき、無限遠方・∞に焦点を合わせるときに必要な調節力を基準に考えます。

そうすると分かりやすいです。


(屈折度数)〔D〕=(-1)÷(無調節の焦点距離)〔m〕 ・・・(B)


(無限遠方、∞に合わせるのに必要な調節力)〔D〕=(-1)÷(無調節の焦点距離)〔m〕 ・・・(C)


となるのです。


-0.25〔m〕を式(C)の(無調節の焦点距離)〔m〕に代入すると、


(無限遠方、∞に合わせるのに必要な調節力)〔D〕=(-1)÷(-0.25)〔m〕=(+4)〔D〕


となります。

(調節力は必ず無調節である0または+になります。-にはなりません。その理由は今回は割愛します。)


これは(調節力)〔D〕=(+4)〔D〕を使うと、正視の方の無調節状態と同じ、無限遠方(=∞)に焦点が合うのと同じ状態になります。


ただ、これは正視の方が25cmで読書をするのと同じ状態を保つことと同様なので、裸眼状態だと眼への負荷が大きくなり眼精疲労の原因になることもあります。


そのため、ある程度以上の遠視の方は『S+○○』の度数の入った眼鏡・コンタクトを使用し、眼への負担を減らすようにしているのです。

遠視の方は『S+○○』のレンズを使えば正視の方と同じピント状態を擬似的に作れる(調節力0で無限遠方・∞にピント合わせが出来る)ために眼鏡・コンタクトを使用しているということです。


ちょっと遠視編が複雑でしたね?

分かりづらいときは正視・近視編だけを読んでいただいても結構です。

正視・近視が基礎ならば、遠視は応用です。


皆さんが眼鏡店や眼科などで視力検査される場合には、必ずこの『屈折度数』が関わってきます。


近々、眼鏡店や眼科で視力検査を受ける予定がある場合は、検査スタッフにご自身の屈折状態を聞いてみて下さい。

視力を測定するとは言え、屈折度数も含めて測定する筈です。

(聞くのは『視力』ではありません。念のため!!)


『屈折度数』が理解出来てくれば、

『屈折度数』の方が『視力』よりも数段信頼のおける指標であることの理解が深まることでしょう。