こんにちは。
パニック障害の克服応援サポーター
藤永智也です。
最近、
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「藤永さん、もうパニック障害克服されましたね」
という言葉を何名かからいただきました。
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この言葉を聞いて、僕自身、最初はピンとこなかったんです。
なぜかというと、
・僕は電車やバスに、まだじゅうぶん乗れてないし、
・標高が高い山や橋を乗り越えるのは怖いし
・まだどこへでも行けるわけではない
・同時並行で物事をこなすのが苦手...
まだまだできないことなんかまだまだたくさんあるよー
。。。と、できてないところを挙げればキリがありません。
ではなぜ周りから、「克服したね」と言っていただけるようになったのでしょうか？
実はこの1年間、
『できなかったことができるようになった、着実な実績』
『目標達成へのチャレンジ』
をし続けました。
例えば、このブログで何度もお伝えしてた通り、
◎1年前、片道50キロの距離に車で行って帰ってくるのが精神的に限界だったけど、
「大阪まで車で行く！」
と目標を立て、1年前から1か月ごとに目的地を定め、遠出の訓練をしてました。
そしてその道中で苦手な、
「ホテルで1人で泊まること」
「バイパスを走ること」
「大都会のビルの中を走ること」
をクリアしてきました。
◎トラウマがあったお勤めの仕事を、フルタイムでするようになりました。
そこから1年経ち、助けてくれる仲間の存在のおかげもあり、今のところなんとか勤められています。
◎電車やバス、フェリーに乗れるように訓練を始めました。
電車は14キロで8駅、バスもそのくらいの距離、フェリーはたった300ｍくらい（笑）と、まだまだじゅうぶんな距離じゃないけど、1年前に比べたら、乗ろうとする意欲を持てるようになりました。
◎家族の父、母、弟との関係が、1年前より良くなった気がしました。
といった、この1年間で、人生が進んだという手応えを感じております。
その上で...
とはいっても、今、例えば電車で長い距離を乗れているわけではありません。
新幹線や飛行機は乗れてません。
高速道路も長い距離は走れてません。
そんな僕ですが、
それでも周りから
「克服しましたね」
「もうパニック障害じゃないですね」
と言われるようになりました。
それはいったい、なぜなのでしょうか？
実は、多くの人が勘違いしていることがあります。
それは、『克服』というのは、「何もかもできるようになること」ではないということです。
この落とし穴のおかげで、悩まれている方は多いのではないでしょうか。
そうではなく、克服についての適切な捉え方は、
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「今苦手なことがたくさんあっても、たとえ今できないことがあっても、人生を前向きに切り開いていこうとすること。その力を手に入れること」
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なんです。
だからこそ、周りから
「藤永さん、もう克服されましたよね？」
という言葉をよくいただけるようになったのです。
その力を手に入れられるように、僕は、今パニック障害でお悩みの方の力添えをしています。
強いてあげれば比べるのは他者ではなく、かつての自分自身です。
どれだけ人間として心が強くなり、それだけ目標や悲願に対して1㎝でも前に進んだか？
それを自分自身でかみしめて、自分を整えて、目の前を進んでいくこと。
そうすると、やがて放物線状に、「できる」スピードも早くなります。
とはいえ...こういうことを言っている僕自身、そのように思えるのに、数年かかりました（笑）
今日は、「克服」とは何か？ということについてお話しました。
今日もご覧いただき、ありがとうございました❣️
質問などあれば、コメント欄にお気軽にどうぞ♪
ではまた次回もご覧ください。
藤永
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