HuddlestonのThe Cambridge Grammar of the English Language(CGEL)を研究すればするほど、学校英文法の5文型や不定詞の名詞的用法などの概念が、何といい加減なものであるかと、怒りを覚える。そんないい加減なものに貴重な時間と労力、金銭を費やしたことが腹立たしく、口惜しい。
CGELが出版されたのは2002年だが、2025年になっても日本では解説書が1冊すら出版されていない。そのことにも怒りを覚える。日本の英語教育に責任を負う人間どもの怠慢のせいだ。
全国の中高生は、一刻も早く自力でChat GPTを指導者としてCGELの勉強を開始するように!
最初は苦しい思いをするけれど、ある段階を突破すれば目の前がサッと開けます。
何はともあれ、
The letter failed to arrive.
The car refused to start.
My ear infection is refusing to heal.
の3つの例文を、英米の英語ネイティブが理解しているように、理解できているかどうか?を自らに問うてみることです。
英語ネイティブは不定詞の名詞的用法なんていう現実離れした理屈で、これらの例文を理解してはいないのです。当たり前のことですが、彼らは文法を基に英語を理解などしない。英語独自の語感で本能的に理解している。
あなただって、不定詞の名詞的用法という型にはまった訳し方に強烈な違和感を感じるでしょう?その違和感こそが突破口なんです。