The letter failed to arrive.
The car refused to start.
My ear infection is refusing to heal.
生成AIClaudeに上記の3つの例文を1)学校英文法の「不定詞の3用法」に則った日本語訳と2)CGELの理論に則った日本語訳にするよう依頼したところ下記のような回答でした。
誰の目にも学校英文法の「不定詞には3用法がある」という理論が破綻していることが明らかです。
1)学校英文法の「不定詞の3用法」に則った日本語訳
学校英文法の立場から、不定詞の3用法(名詞的、形容詞的、副詞的)を考慮して日本語に訳すと以下のようになります。不定詞 (to do) はここでは名詞的用法として目的語の役割を果たしており、特にrefuse to doの場合、無生物主語を擬人化して意志的な拒絶を強調した訳になります。
- The letter failed to arrive.
- 訳: その手紙は届くのに失敗した。
- The car refused to start.
- 訳: その車は始動を拒んだ
- My ear infection is refusing to heal.
- 訳: 私の耳の感染症は治るのを拒んでいる
2)CGELの理論に則った日本語訳
CGELに基づき、動詞 fail および refuse の意味を反映して日本語に訳します。
fail to do は「~しなかった」「~できなかった」という実現の失敗を表し、
refuse to do は無生物主語の場合、比喩的に「抵抗する」「~しない」という意味合いを持ちます
(CGEL, p.1527)
- The letter failed to arrive.
- 訳: 「その手紙は届かなかった。」
- 解説: Fail は「到達の失敗」を表し、無生物主語(letter)が動作を実現できなかったことを示します。
- The car refused to start.
- 訳: 「その車は始動しなかった。」
- 解説: Refuse は無生物主語(car)に対して比喩的に「抵抗」を示し、始動しない状態を表現します。
- My ear infection is refusing to heal.
- 訳: 「私の耳の感染症は治らない。」
- 解説: Refuse は無生物主語(infection)に対して比喩的に「抵抗」を示し、治癒しない状態を表します。