神戸大学の数理・データサイエンスセンターの木村 建次郎教授は数学で医療・医学分野で偉大な功績を挙げ、世界に衝撃を与えている。
医学・医療分野は数学、物理学、化学、エンジニアリング、コンピューターサイエンスなど多くの分野の総合力が必要なのだ。従って医学部進学至上主義は「時代遅れ」であり「弊害」でもある。
今の10歳の小学生が22歳になる2037年には量子コンピューター、人工知能、ロボット工学の発展でシンギュラリティーが実現しており「人間の医師」の必要数が激減しているに違いない。それどころか政治が規制しなければ「人間の医師不要の時代」が到来するかもしれない。即ち「医師は必ず必要である」という時代は過去のものとなり「医師が必ず必要であるとは言い切れない」時代となるかもしれないのである。