私たち人類は今、新たな産業革命の入り口に立っているというのに、この日本の教育システムは「入試」という旧時代の選抜方式を採用している。アメリカの大学は選抜はするが、入試は行わない。従って、その結果は極めて「恣意的」だ。大学によっては女性の合格率を男性より高くしたり、男性のを女性より高くしたりする。勝手気ままなのだ。
一方、日本の大学はあれやこれやと文科省が介入し大学に自由などない。経済も同じだ、大企業が破綻しそうになると政治家、官僚が跋扈し救済する。理由は色々あるだろうが、関与する政治家や官僚の親族が、その破綻しそうな企業の社員だから、というのが最大の理由じゃないかと疑っている。日本は、共産主義国家、国家社会主義国、文系政治家、高学歴文系官僚が跋扈する腐敗した国家なのだ。
日本では理系人材は能力を開花することができず一生を終えてしまう可能性が高い。従ってアメリカの大学に入り、理系を専攻し、できる限りPh.Dをとり、できる限りアメリカで働く、のが理想だ。
量子コンピューターが社会実装されることが秒読み段階に入っているが日本人の多くは無関心だ。資金力にモノを言わせてアメリカの企業が2030年までに一番乗りをするに違いない。その時、人工知能と融合し社会は一瞬で変化する。その後の人類社会で生きていくには理系分野で専門性が備わっていることが必須条件になるはずだ。文系の専門性は誤謬性のない人工知能が担うようになる。
日本の大学の法学部、経営学部、経済学部、社会学部、教育学部、文学部などなどの文系学部を志望している高校生は理系学部に志望変更すべきだ。それができないならアメリカの大学だけに応募すべきだ。何度も言うようにアメリカの大学は学部入試などやらない。ごく一部のリサーチ大学を除き、大多数の大学はメジャーを何にするかは「入学してから」しか決められないのである。