ホンダが日産を飲み込むようだ。
ホンダと日産の統合は決していいことではない。将来に禍根を残す。
日産のゾンビ体質の残債がホンダを蝕む。本当は日産は破綻させるのが正解なのだ。自民党などの政党や経産省が余計なことをしたとしか思えない。
毎朝、日経新聞を開く度に日米格差がどんどん拡大しているようだ。耐え難い思いに駆られる。ホンダと日産の統合も、その一つだ。アメリカは再生の希望に満ちた理想郷に向けてひたすら走っている。各国の重要人物はまるでかっての唐への朝貢使節のようにトランプに会いに行く。アメリカには何兆ドルもの資金が集まる。人材も集まる。
大学教育の日米格差もどんどん広がるだろう。Ph.Dの学位を持った教員の割合が50%未満の日本の大学は本来は破綻するべきゾンビ大学なのだ。そのゾンビを生かし続けているのが文科省と経団連であり、そんな大学とはつゆ知らず子供を送り込む親なのだ。
もはやあれこれ言っている場合ではない。
Times Higher Educationの世界大学ランキングの上位200位に入れない日本の総合大学(大学院のあるリサーチ大学)になど応募してはならないのである。ましてや文系学部になど入ってはならないのである。
文理の区別なく選抜をするアメリカの大学、世界ランキング200位以内の総合大学か、それらに匹敵するLiberal Arts Collegeを目指すべきだ。
世界は一変しつつある。だが日本は泥舟のように沈んでいくのが手に取るように分かる。