日本人が書いた英文法の本で文法を勉強すると文法用語を日本語で記憶してしまう。実はその時点で英語力が身につかないことが確定してしまうのである。絶対に日本人が日本語で書いた英文法の本で勉強してはならない。英米で発行されている一般の英米人が読んでいる英語で書かれた文法書で勉強すべきだ。「そんな時間の余裕はない」と言い訳をして、日本人が書いた英文法の本を読み続けていると英文法は決して身に付かない。
例えば品詞。皆さんは品詞がいくつあるか即答できるか?正解は下記の9つだ。
nouns, verbs, adjectives, adverbs
prepositions, pronouns, determiners, conjunctions
interjections
出典
99%の中高生は即答できない。何故か?
学校で、ちゃんと習っていないからだ。
さらに人気が高い日本人が書いた英文法の本には品詞の数について解説が書かれていないか稀に書いてあっても「自己流」の品指数に過ぎず根拠となる「出典」が書かれていない、いい加減なものだからだ。
さらに、記憶した品詞の数が使っている辞書が採用している品種数と完全に一致していればいいが、食い違っていることが多い。その結果混乱をきたす。大抵の英和辞書は品詞の数の「出典」が書かれていない。その辞書の日本人の著者、編者の自己流の品詞の考え方が適用されていることが多い。
困ったことに品詞の数は英米の文法書、辞書でも諸説ある。英米で読まれている文法書、辞書も多種多様なのだ。従って勉強を始めるにあたっては「どれを選ぶか?」が重要になる。特に、これから使っていこうとする英英辞書が採用している品詞数と一致していなければならない。これを一からやるのは普通の中高生には無理なことだ。
(結論)
使うべき英英辞書はOxford Dictionary
使うべき文法書はEnglish Grammar Today