東大が文理融合５年制課程（学士４＋修士１）を2027年から始めると報道された。定員100名中50名は外国人にし授業は全て英語で行う。まさに「おままごと」だ。私の目から見ると、東大が自壊していると感じられる。あまり報道されていないが、どんどん優秀な研究者が定年で退官しており、後継者が育っていない可能性がある。検証することはできないが、多分、当たっている。東大、京大を目指す時代は、もう過去のものだ。「学年成績が上位10%以内」の中高生はアメリカのトップ大学を目指すよう舵を切ったほうが良い。
日々、注意深く報道を観察していると、おそらく理系分野では、今後はPh.Dの学位を持っていないと高度な知識を求められる職業には就けなくなる。知人の一人はリモートで今をときめくAI企業の仕事をしているが彼はイギリスの大学のPhysicsのPh.Dで休日にはヨットで地中海をクルージングしている。
これからは、アメリカのトップ大学に進学して、そこから更にアメリカのトップ大学のPh.Dで学位を取ることが必要になる。日本の大学院のPh.Dに日本人学生はほとんど誰も進まない。そんな状態が酷くなれば研究室が消えていく。
70%の確率で東大は2030年に大学院のない「Liberal Arts College」に変貌し、そしてTimes Higher Educationの世界大学ランキングから姿を決す。
日本の英語教育は東大、京大、早稲田、慶應などの「大学入試対策」に徹している。世にも不思議な科目だ。文法は古臭く、テクニックだけを教えており、役に立たない。本当の英文法は役にたつ。日本人は勘違いしているが文法が役に立たないのではない、習っている文法が役に立たない文法なのだ。
役に立つ文法を習いたい人は下記のレッスンを受けられたい。
