英語は極く少数の者にとって必要なだけで、その他の者にとっては不必要である。英語は英語圏に留学するものだけに必要だと言って良い。英語圏に留学することができない者、する意思がない者は英語の勉強は不必要だ。ましてや人工知能の自動翻訳がユビキタスの状態で社会実装されることがほぼ確実な時代に英語が苦手、嫌いな者が勉強するのは馬鹿げている。
経団連や文科省が声高に叫んでいる留学とは学位取得が目的ではない数ヶ月程度〜1年の短期留学だ。しかしそんなものは留学ではない。物見遊山、観光だ。経団連や文科省は、お粗末な国内の大学教育への国民の不平、不満のガス抜きをするために留学という言葉を利用しているのだ。
留学とは高額の学費を払って学位をとるために、数年間勉強しに行くことを言う。即ち「国内の大学進学の代替手段」であり「国内教育の否定」を指すのだ。留学とは捨て身、背水の陣なのである。そんなリスクのあることを中低所得層の者ができる訳がない。できるのは高所得層だけだ。
アメリカの名門私立大学は外国籍の高所得層の優秀な高校生を「大歓迎」する。中低所得層の外国籍の応募者を歓迎してくれるのは外国人に対してもNeed -blindの Harvard. Yale. Princeton. Dartmouth. (Browdoin). MIT. Amhert. Bowdoinだけだ。
アメリカの大学はもちろん選抜はするが日本の大学のような古典的な入学試験はやらない。高校の成績表などの書類だけで選抜をする。
アメリカの大学応募に最低限必要なことはTOEFLだけだ。ハーバード、スタンフォード、シカゴはそれすら必要ない。2020年まではSATも必須だったが今のところSATはオプショナルにしている大学が多い。
英検、TOEIC、TOEFLの3大英語検定のうちアメリカの大学応募に有効なのはTOEFLだけだ。
そうそう、無知な日本人は、すぐに乗せられてしまうが、国際バカロレア(IB)も無駄だ。