たまたまGoogleでヒットしたのでサラッと読んだが、どうもピントが合っていない感じがする。
もし、このnoteの筆者がアメリカの名門大学に合格するための要領を十分わかっていたらスタンフォードあるいはUC-Berkeleyには応募せずHarvard. Yale. Princeton. MIT. Amherstに応募していただろう。そして、おそらくそのうちのどれかには合格していただろう。
想像するに著者は日本国内の〜財団の奨学金を当てにしてアメリカの大学に応募していたのではないか?そんな方法じゃ、うまく行くはずがない。「宝くじに当たったら学費を払いますので、どうぞ、よろしく」と言って応募したようなものだ。アメリカの大学にしてみれば「ああ、いい加減にしてくれよ」としか思わないだろう。
学費負担能力がない日本人が応募して合格できる可能性があるのは現在はHarvard. Yale. Princeton. Dartmouth. MIT. Amherst Bowdoinだけだ。これらの大学はNeed-basedのFinancial Aidを留学生にもNeed-blindポリシーを適用する。全米で、留学生にもNeed-blaindなのはこの7大学だけだ。スタンフォードはneed-awareだ。
もし、Harvard. Yale. Princeton. MIT. Amherstに応募していたにもかかわらず不幸にして不合格だったとしたら、その原因は「将来何をやりたいか分からず、専攻も全然決まってなかった」からだと思う。各大学のAdmissionsにしてみれば「何を考えているかよく分からない応募者」「情熱に欠ける応募者」という印象を与えてしまった可能性がある。また、UC-Berkeleyには合格したようだがUC-Berkeleyは著者が入学しないことを織り込み済みで合格させた可能性が高い。